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 ◇セ・リーグ 巨人―阪神(2026年3月29日 東京D)

 巨人のドラフト3位左腕・山城京平投手(22=亜大)が開幕3戦目となった29日の阪神戦(東京D)でプロ初登板初先発。初回に先制点をもらいながら直後の2回に逆転を許すなど3回途中3安打5四死球5失点で降板し、ドラフト1位左腕・竹丸和幸投手(24=鷺宮製作所)に続くデビュー戦白星はならなかった。

 緊張する初回の立ち上がり。1番・近本にはファウルで粘られた10球目、捕手の岸田が外角に構えた146キロ直球が真ん中高めに入って中前打とされたが、岸田が近本の二盗を阻止して1アウト目。2番・中野を投ゴロに打ち取った2死後、3番・森下を四球で歩かせたが、4番・佐藤をツーシームで空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けた。

 するとその裏、味方打線が3番・泉口、4番・ダルベックの連続二塁打で1点を先取。早くも援護をもらう。

 だが、その直後の2回だった。先頭の5番・大山に死球。1死後、7番・伏見にも死球を与えると、スタンドの阪神ファンから怒号が飛び、阪神ベンチからは藤川監督がコーチ陣とともに川口球審のところに行くなど球場が騒然となった。

 動揺を隠せない山城は2死一、二塁から9番に入っている相手先発左腕・伊藤将に左翼線への2点適時二塁打を浴びて逆転を許す。2回を終えて早くも52球と球数もかさんだ。

 1―2のまま迎えた3回には先頭の中野に左翼線二塁打されると、続く森下にはストレートの四球で無死一、二塁のピンチ。佐藤にも連続四球で無死満塁とピンチを広げると、ここで降板となった。

 2番手右腕・赤星が1死を取ったあと、中川の2点適時二塁打などで満塁の走者全員に本塁生還を許し、山城の失点は5となっている。

 27日のカード初戦では、同期入団のドラフト1位左腕・竹丸が球団64年ぶり3人目の新人開幕投手を務め、6回3安打1失点と好投。球団初の新人開幕勝利という快挙を成し遂げた。

 前日28日の第2戦ではドラフト2位右腕・田和廉投手(22=早大)が4番手として1回を無安打無失点デビュー。山城も続きたかったが、ほろ苦いデビュー戦となった。

 山城の投球内容は2回0/3で打者13人に対して67球を投げ、3安打5失点。1三振を奪って3四球&2死球の計5四死球を与え、直球の最速は149キロだった。