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 ヒップホップグループ「RIP SLYME」が22日、TOYOTA ARENA TOKYOでライブを行い活動休止に入った。

 3月22日はメジャーデビュー25周年の節目。この間に休止やメンバーの脱退もあったが、昨年から8年ぶりにオリジナルメンバー5人が集結し、この日をめがけて1年間ライブを重ねてきた。ILMARI(50)は「この1年間全てが良かった。みなさんのおかげです」としみじみ。PES(49)も「25年やってきて、やっぱり僕たちだけではこの日はなかった。RIP SLYMEを支えてくれてありがとう」とファンに感謝した。

 ただライブではRYO―Z(51)の「悲しいとか似合わないので、しっかり最後の最後までド派手なパーティーでいきたい」の言葉通り「楽園ベイベー」「JOINT」などアップテンポなナンバーを多数並べ、しんみりムードを吹き飛ばした。「今夜こそが一番熱い夜になるはずですよね」と呼びかけ「熱帯夜」を歌唱すると、跳びはねながら右手を突き上げるファンの熱気で会場の温度は一気に上昇した。

 中でもファンの度肝を抜いたのが布袋寅泰(64)のサプライズ出演。終盤、ステージ中央からせり上がりギターをかき鳴らして登場すると、客席からどよめきの声があふれた。「BATTLE FUNKASTIC HOTEI VS RIP SLYME」をコラボし、メンバーと抱き合った後に何も語ることなくステージを去って行った。

 アンコール後も5人らしくジョークを飛ばしながら軽妙なトークを繰り広げた。DJ FUMIYA(47)が「ジャンプをしたらふくらはぎがつってしまった」と言えば、PESは「だからやっぱり休止は必要なんだよ」と合いの手。RYO―Zは「もしまた次があるとしたら、その時は車いすかもね」とボケてみせた。「25年間、ありがとうございました」と感謝の思いを伝えて「Wonderful」を歌い終えた後も鳴り止まない拍手。ダブルアンコールにこたえて歌唱した曲は「マタ逢ウ日マデ」だった。「お互いに元気だったらまたどこかで」と、いつかの再会を示唆した。

 ライブは20日から3日間行われ、3万人の前で88曲を披露。「スチャダラパー」らもゲストに駆けつけた。(吉澤 塁)