定年後に「学童保育」でアルバイトを始めたという叔父。週3日ほど働いているそうですが、どのくらい稼げるのでしょうか?
学童保育でのアルバイトの仕事内容
学童保育とは、放課後や休日、長期休暇などに保護者が就労などで不在となる家の子どもなどを預かり、安全に過ごせる環境を提供する場所です。
学童保育アルバイトの仕事内容には、子どもと一緒に遊んだり宿題をしたりするほか、子ども同士でのトラブルが起こらないように安全を見守ることも含まれます。
学童保育の施設によっては、清掃や備品管理などの業務も任せられることもありますが、体力的な負担が比較的少ないことから、シニア世代にも人気の仕事です。そのほか、保護者や学校との連絡調整やイベントの企画・運営などの業務を行うことがあるため、世代の異なる人とかかわり合いながら働くことが多い仕事といえるでしょう。
アルバイトの場合は、週2~3回程度の勤務に対応している施設もあり、自分の生活スタイルに合わせて無理なく働きたい人におすすめです。
学童保育アルバイトの時給相場と月給目安
学童保育アルバイトには施設や地域によって時給に幅があります。そこで、図表1に時給相場と考えられる3パターンの時給で比較したものをまとめました。週3日(月12日)、1日4時間シフトに入った場合と6時間シフトに入った場合を想定して、月給を計算しています。
図表1
※筆者作成
今回の例では、週3日働き、1日4時間シフトの場合、月給は5~7万円台、1日6時間シフトの場合は8~11万円台となっています。
厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、短時間労働者の平均賃金は60~64歳が1566円、65~69歳が1536円です。学童保育のアルバイトの場合、一般的にはそれよりやや低めの時給帯が多いですが、施設や地域によっては平均に近い、あるいはやや高い時給の求人も存在するため、自分の希望に合った施設を見つけるとよいでしょう。
資格がある場合とない場合の比較
学童保育にかかわる資格として「放課後児童支援員」がありますが、学童保育でアルバイトとして働く場合、必ずしも資格が必要とはかぎりません。
いくつかの施設では「無資格・未経験可」といった求人も見られるため、これまで子どもにかかわる仕事に就いていなかった人でもチャレンジすることは可能です。
ただし、求人によっては以下のような資格を「歓迎要件」「優遇要件」としている場合もあります。
・保育士
・教員免許
・社会福祉士
・児童指導員任用資格
資格の有無が時給に影響しない施設もある一方で、無資格と有資格で時給に差がつけられている施設もあります。資格を持っている人は、できるだけ時給が高く設定されている求人を探してみるとよいでしょう。
週3日の収入目安を確認して応募しよう
学童保育でのアルバイトは体力的な負担が比較的少なく、週2~3回程度の短時間勤務が可能な職場もあるため、定年後の働き先として人気があります。週3日(月12日)シフトに入った場合の想定月給は、1日4時間シフトで5~7万円台、1日6時間シフトだと8~11万円台になる例も見られます。
学童保育のアルバイトは資格がなくても働ける場合もありますが、資格があると時給が高くなるケースもあるため、募集内容をよく確認してみるのがよいでしょう。
出典
厚生労働省 令和6年賃金構造基本統計調査の概況 第11表 短時間労働者の性、年齢階級別1時間当たり賃金、対前年増減率及び年齢階級間賃金格差
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
