7回に2ランHRを放った吉田正尚【写真:加治屋友輝】

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1次ラウンド・プールC

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は8日、東京ドームで1次ラウンド・プールCの日本代表「侍ジャパン」が全勝対決となった豪州戦に4-3で逆転勝ち。対戦成績を3勝0敗とした。この結果、1次ラウンド1位通過も決定。一方で、1勝2敗の韓国に逆転突破の可能性が浮上した。

 この日の第1試合で韓国は台湾に延長タイブレークの末に4-5で敗れた。逆転に次ぐ逆転の壮絶な死闘で、自力突破は消滅。日本が豪州に敗れたら、敗退が決まる状況に。試合後、編集部記者は通路で韓国の記者2人と鉢合わせになった。悔しそうに顔をしかめた1人は「プリーズ。頼むからオーストラリアに勝ってくれよ」と懇願。もう1人も「頼んだよ」と続いた。順に握手を交わした手からは悲痛な願いが伝わってきた。

 日本戦は劣勢の展開。しかし、7回に吉田正尚に逆転2ランが飛び出した。直後、X上には「ヨシダ! 俺にDMして。クイック便で饅頭送ってあげる」「ヨシダ選手まじでアリガトウ」「ヨシダ選手アザス!」「神様だよ」「ヨシダマサタカ最高だ!」などの声があふれた。

 初戦のチェコに勝ってから日本、台湾に連敗。9日の最終戦・豪州戦ですべてが決まることに。3大会連続で1次ラウンド敗退となっている韓国。日本の“アシスト”を受け、奇跡を起こす。

(THE ANSWER編集部)