最後にしっかりと仕留めた。渋谷ABEMASの白鳥翔(連盟)が3月3日、「大和証券Mリーグ2025-26」の第1試合に登板。オーラスでの逆転勝利を飾り、セミファイナルシリーズ進出に望みを繋いだ。

【映像】値千金!白鳥翔、TEAM雷電とトップ・ラスを決める劇的な逆転トップの瞬間

 序盤は我慢の展開だった。当試合は起家からBEAST X・東城りお(連盟)、白鳥、KADOAKWAサクラナイツ・阿久津翔太(連携)、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)の並びで開局。東1局では白鳥、黒沢がリーチをかける中、応戦した東城が一発で6000点(供託2000点)を引き寄せた。東1局1本場、東2局では阿久津が満貫・8000点(+300点)、1000点を獲得。東3局では、東城が満貫・8000点をツモった。

 この時点でラス目だった白鳥は東4局1本場、阿久津からリーチ・赤・裏ドラの5200点(+300点、供託2000点)を奪取。一気に2着目に浮上した。南1局では、東城が親跳満・1万8000点を加点。大きく点差が開くも、白鳥は南1局1本場にリーチ・ツモ・平和・赤の5200点(+300点)をアガった。南2局では、東城の鳴きに怯まずリーチ・ツモ・タンヤオ・裏ドラの親満貫・1万2000点を成就。トップ目に立つ東城との点差を6000点まで縮めた。

 南2局1本場では、阿久津の5200点を親被り。阿久津の1人テンパイ流局で迎えた南3局1本場では、東城が黒沢に5200点(+300点、供託2000点)を放銃した。これで東城との点差は、わずか2800点。リーチ・平和の出アガリでも捲れる状況だ。そんな南4局、白鳥は恵まれた牌を打ち進めて、平和・赤が確定する形でリーチを宣言。このアガリ牌が東城から放たれ、リーチ・平和・赤・裏ドラ2の満貫・8000点で逆転勝利を決めた。

 2月から9試合に登板するも、トップは2月5日以来だ。試合後、白鳥は「いっぱい出させてもらって、ようやく1勝って感じ。全然ですけど、とりあえず今日の結果は嬉しいですね」とコメント。インタビュアーの「プレッシャーとかはないですか?」との質問には「最初は全然感じていないつもりだったんですけど、最初から手が震えてたような感じがあった。やばい、来たかと思って。結構、プレッシャーを感じているんだろうなと対局している最中に思った。でも、2局くらいで収まって…という感じだったので、集中はしていたのかなと思います」と分析した。

 セミファイナル進出のボーダー圏内である6位のTEAM雷電はラス、7位の渋谷ABEMASはトップという理想的な結果だった。「ここで本当に、逆にトップ・ラスを決められていたら相当厳しくなっていたかなと思う。見ているみなさんにも最後までボーダー争いを楽しんでいただきたいので、なんとかそれをできてよかったかなと思います」。レギュラーシーズンは、いよいよ最終局面。上を目指して、チームのエースが白い羽を広げる。

【第1試合結果】

1着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)4万300点/+60.3
2着 BEAST X・東城りお(連盟)2万7100点/+7.1
3着 KADOAKWAサクラナイツ・阿久津翔太(連盟)1万6900点/▲23.1
4着 TEAM雷電・黒沢咲(連盟)1万5700点/▲44.3

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)