新婚なのに熟年夫婦の悩み？婚活アドバイザー・植草美幸が贈る「脱おじさん・脱おばさん」の極意【植草美幸先生・連載第3回】

婚活アドバイザー・植草美幸さんがパーソナリティを務めるYouTube番組『植草美幸の恋愛♡結婚相談』にて、「32歳男性から寄せられた“子どもを持つかどうか”に関する悩み」が取り上げられた。動画では、結婚式前後で揺れる新婚夫婦のリアルな葛藤と、それに対する植草さんならではの視点が語られている。

相談者は、昨年2歳年下の女性と結婚したばかりの32歳男性。交際当初から「子どもを持つかどうかは結婚後に話し合いたい」と伝えていたものの、最近になって「子どもを持たない人生にも魅力を感じ始めている」と心境が変化。一方で妻は徐々に「子どもが欲しい」という気持ちが強くなってきており、夫婦間で温度差が生まれているという。

この相談に対し、植草さんはまず「奥様と面と向かって話す前に私に相談してくれるなんて、本当に優しい方」と感心しながら、「でもね、“今じゃない”と思うんです、この問題は」と断言。その理由として、「まだ結婚式すら終わっていない段階で、先走って将来像だけで判断するには早すぎる」と指摘した。

さらに、「そもそも結婚式って女性のためのもの。そこを飛ばして“子育てできる相手なのか？”なんて考えちゃうと、ハッピーさが全然見えなくなる」と語り、「何だか熟年夫婦みたい！全然初々しくない（笑）」とユーモラスな表現で状況を和らげた。

また、「奥様が疲れやすく機嫌が悪くなる」という相談者の不安については、「それ、本当に体力だけの問題？誘われず家にこもってるから退屈してるだけじゃない？」と疑問を投げかけ、「だったら『今日天気いいから焼き団子食べようよ』とか、『僕マッサージしてあげるよ！』とか声掛けして、“脱おじさん・脱おばさん”な時間作ろうよ！」と提案。「新婚ほやほやなのにつまんない生活送っちゃダメ！」という熱量あるコメントには思わず笑顔になる場面も。

最終的には、「まずは予定通り結婚式まで走り切って、その後3ヶ月間ゆっくり話し合えばいい。“勝手に決めつけず”、ちゃんと本音で向き合うこと。それこそが夫婦生活だと思います」と締めくくった。

動画全体から伝わったのは、“焦らず順番通り進むこと”“相手への思いやりあるコミュニケーション”“そして何より楽しむ姿勢”。人生設計という重いテーマにも関わらず、軽やかなトーンで届けられるアドバイスには、多くの人が共感できそうだ。

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