【海外発!Breaking News】オーブンの中に保管していた拳銃、誤ってスイッチをオンにして暴発(米)
今月5日、米バージニア州の消防救急サービスに、民家から「オーブンが爆発した」という通報があった。爆発したオーブンの中からは、熱で溶けかけた一丁の拳銃が見つかった。住人はオーブンの中に拳銃を保管したまま、誤ってスイッチをオンにしてしまい、装填されていた銃が暴発した。幸いにもケガ人は出ていないと、米ニュースメディア『New York Post』などが報じている。
【この記事の他の写真を見る】
米バージニア州チェスターフィールド郡の消防救急サービス「Chesterfield County Fire and EMS」は今月5日夜、「オーブンが爆発した」という通報を受けて現場に急行した。
現場に到着した隊員らは、ドアのガラス部分が粉々になったオーブンを発見した。中を確認すると、そこには一丁の拳銃があった。網の上に置かれていた拳銃は熱で表面が溶け、網にくっついていた。
同消防救急サービスは、「誰かが拳銃をオーブンの中に入れたままスイッチをオンにした」と状況を説明している。拳銃には銃弾が装填されており、高温で熱された拳銃からは合計5発の銃弾が暴発したが、幸いにもケガ人はいなかった。
今回の事故をFacebookで報告した同消防救急サービスは、「オーブンに拳銃などを保管しないでください! これは極端な例ですが、オーブンに物を保管すべきではないことを、これらの写真が証明しています」と写真付きで投稿した。
「ケガ人はいませんでしたが、より深刻な結果を招く可能性がありました。オーブンに何かを入れると、それを忘れてしまうことがあります。そのままスイッチをオンにしてしまうと、火事などの事故を引き起こす可能性があります。銃保管庫など、安全な場所で適切に保管してください。」
注意喚起を兼ねたこの投稿に、ユーザーからは「拳銃を所持したことがなかったのかな?」「言葉もないよ…」「呆れるね」「うちの15歳の子でも、さすがにオーブンに保管してはいけないと分かるよ」など、驚きや批判の声が相次いだ。
ちなみに、アメリカ疾病予防管理センター(以下、CDC)の調査によると、米国内の約43%の家庭が、銃弾を装填した状態で拳銃を保管しており、このうちの半数の家庭では、拳銃を保管している容器に鍵をかけていないという。
拳銃の所有者は、銃保管庫や鍵付きの容器に保管しなければならず、またケーブルロックなどを使用して鍵をかけることが推奨されている。CDCの調査結果から、多数の家庭で適切な保管が行われていないことが分かり、安全上のリスクが懸念されている。
なお、2022年11月にはトルコで、銃弾が装填された銃を愛犬が踏んだことで暴発し、近くにいた飼い主が被弾して死亡した。
画像は『Chesterfield County Fire and EMS Facebook「PLEASE DO NOT STORE GUNS OR ANYTHING ELSE IN YOUR OVEN」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)
【この記事の他の写真を見る】
米バージニア州チェスターフィールド郡の消防救急サービス「Chesterfield County Fire and EMS」は今月5日夜、「オーブンが爆発した」という通報を受けて現場に急行した。
同消防救急サービスは、「誰かが拳銃をオーブンの中に入れたままスイッチをオンにした」と状況を説明している。拳銃には銃弾が装填されており、高温で熱された拳銃からは合計5発の銃弾が暴発したが、幸いにもケガ人はいなかった。
今回の事故をFacebookで報告した同消防救急サービスは、「オーブンに拳銃などを保管しないでください! これは極端な例ですが、オーブンに物を保管すべきではないことを、これらの写真が証明しています」と写真付きで投稿した。
「ケガ人はいませんでしたが、より深刻な結果を招く可能性がありました。オーブンに何かを入れると、それを忘れてしまうことがあります。そのままスイッチをオンにしてしまうと、火事などの事故を引き起こす可能性があります。銃保管庫など、安全な場所で適切に保管してください。」
注意喚起を兼ねたこの投稿に、ユーザーからは「拳銃を所持したことがなかったのかな?」「言葉もないよ…」「呆れるね」「うちの15歳の子でも、さすがにオーブンに保管してはいけないと分かるよ」など、驚きや批判の声が相次いだ。
ちなみに、アメリカ疾病予防管理センター(以下、CDC)の調査によると、米国内の約43%の家庭が、銃弾を装填した状態で拳銃を保管しており、このうちの半数の家庭では、拳銃を保管している容器に鍵をかけていないという。
拳銃の所有者は、銃保管庫や鍵付きの容器に保管しなければならず、またケーブルロックなどを使用して鍵をかけることが推奨されている。CDCの調査結果から、多数の家庭で適切な保管が行われていないことが分かり、安全上のリスクが懸念されている。
なお、2022年11月にはトルコで、銃弾が装填された銃を愛犬が踏んだことで暴発し、近くにいた飼い主が被弾して死亡した。
画像は『Chesterfield County Fire and EMS Facebook「PLEASE DO NOT STORE GUNS OR ANYTHING ELSE IN YOUR OVEN」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)