こんがり焼くからうまみたっぷり!こうばしい焼き煮込み/レシピ考案/市瀬悦子 撮影/木村 拓

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秋から冬は煮ものが食べたくなる季節。でも、煮ものは時間がかかるしな、と思うかもしれませんが、食材をこんがり焼いてから煮込む「焼き煮込み」なら、簡単&時短で味しみ煮ものを作ることができますよ。今回は、肉とたっぷりの野菜をあわせた焼き煮込みレシピ3品をご紹介します!

【画像で確認】とり肉のコクで種ごとピーマンをおいしく!「手羽中とまるごとピーマンの焼き煮込み」

▶教えてくれたのは

市瀬悦子さん

料理研究家。料理研究家のアシスタントを経て独立。身近な素材にひと工夫を加えた絶品レシピが、幅広い層から人気を集めている。書籍や雑誌、テレビなどさまざまな媒体で活躍。

■ミートボールとキャベツの焼き煮込み

大ぶりキャベツとたっぷりミートボールでごちそう感アップ!

【材料】(2〜3人分)*1人分359kcal/塩分1.8g

■ミートボールのたね

└合いびき肉・・・ 300g

└溶き卵・・・ 1個分(約50g)

└玉ねぎのみじん切り・・・ 1/4個分(約50g)

└パン粉・・・ 1/2カップ

└塩 ・・・小さじ1/4

└こしょう・・・ 少々

・キャベツ ・・・小1/4個(約250g)

■煮汁

└ローリエ・・・ 1枚

└酒 ・・・大さじ2

└塩 ・・・小さじ1/2

└水・・・ 3/4カップ

小麦粉 サラダ油

【作り方】

1. キャベツは芯をつけたまま4等分のくし形切りにする。ボウルにミートボールのたねの材料を入れ、粘りが出るまで練り混ぜる。10等分して丸め、小麦粉を薄くまぶす。

2. フライパンに油小さじ1を中火で熱し、ミートボールを並べ入れる。約2分焼いたら上下を返し、さらに約2分焼く。転がして全体に肉の色が変わるまで焼いて一度取り出す。

3. フライパンをきれいにして油小さじ1を中火で熱し、キャベツの切り口を下にして並べ入れる。木べらで時々押さえながら約3分焼き、上下を返して約2分焼く。

4. 煮汁の材料を加えて混ぜ合わせる。煮立ったらミートボールを戻し入れて弱火にし、ふたをして約7分煮る。

■手羽中とまるごとピーマンの焼き煮込み

とり肉のコクと甘辛味でピーマンの種もわたもおいしく食べて!

【作り方】

ピーマンはまるごと手で押しつぶし、裂け目をつける。フライパンに油を熱し、とり手羽中を皮目を下にして入れる。3〜4分焼いたら肉全体の色が変わるまで炒め、フライパンの端に寄せる。あいたところにピーマンを入れ、木べらで押しつけながら上下を返して焼く。煮汁の材料(酒、しょうゆ、みりん、砂糖、水)を加えて、煮立ったらふたをして煮る。

ピーマンはぎゅっと押して裂け目ができればOK。中までやわらかく仕上がる。

■豚バラと玉ねぎのキムチ焼き煮込み

焼いて甘みが増した玉ねぎとキムチの程よい辛みが絶妙の味わい

【作り方】

玉ねぎは芯をつけたままくし形切りに、豚バラ薄切り肉は細く切る。フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎを切り口を下にして並べ、上下を返して焼く。フライパンの端に寄せ、あいたところに豚肉を加えて炒め、白菜キムチを加えてる。煮汁の材料(酒、しょうゆ、水)を加えて、煮立ったらふたをして煮る。ごま油を回し入れ、さっと混ぜる。

* * *

「ミートボールとキャベツの焼き煮込み」は、焼くことでうまみがアップするから 、スープの素なしでもおいしく仕上がります。食材をしっかり焼いておくと、煮ものは短時間で味がしみやすくなるので、このテクニックをぜひマスターしてみてくださいね!

レシピ考案/市瀬悦子 撮影/木村 拓 スタイリング/阿部まゆこ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子 

文=高梨奈々