「ギャフンと言わせてやろうと」長野LがV王手の浦和Lに逆転で大金星!指揮官の選手への指示は?「体力が持たなくてもいいから…」
AC長野パルセイロ・レディースは5月27日、ホームで三菱重工浦和レッズレディースと対戦。11分に先制されたが、68分に大久保舞の得点で追いつくと、90分に鈴木日奈子が決めて、2−1で逆転勝利を飾った。
相手の浦和Lにとっては、勝てば優勝が決定する試合だった。試合後に、長野Lの田代久美子監督は「今日で決まるという雰囲気が試合前からあったので、そういう雰囲気を我々は逆手にとって、ギャフンと言わせてやろうと入った」と振り返った。
ここまで15勝1分1敗と圧倒的な戦績だった浦和Lに対して、試合前に9位だった自分たちは個の力では劣ると指揮官は認めて、選手たちを「良く戦ってくれた。最後、かなり疲労度が高く、(足を)つりながらもプレーしている選手もいたので、私自身も、心が震えるというか、感動するゲームだった」と称賛した。
22日に今季限りでの契約満了が発表されている田代監督。そのなかで迎えた浦和L戦への気持ちをこう明かした。
「1年積み上げてきたことを、どう表現するかが大事だと思う。ただ、戦ってきたわけではなくて、1年、彼女たちと一緒に成長してきた」
浦和L戦の勝利で7位に浮上した長野L。シーズンの残り2戦は、次節が3位の日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦、最終節は2位のINAC神戸レオネッサ戦となる。
田代監督は「勝点1を取りに行くのは、考えていない。とにかく勝点3を取るためにチャレンジして、結果、負けても彼女たちの成長につながると思う」と意気込んだ。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
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