訪中の馬英九氏、孫文の墓を参拝 「国父による中華民国樹立」に言及/台湾
馬氏は墓室に花輪を手向け、敬意を表した。花輪に名前は記されていなかった。また、孫文のひつぎに向かい、3度お辞儀をした。
馬氏は中山陵で揮毫(きごう)した「和平奮闘、振興中華」(平和のために奮闘し、中華民族を振興する)の書を披露。自身の名前に肩書は付けず、紀元には民国暦と西暦が併用された。
その後、孫中山記念館に移動し、談話を発表。孫文が国民革命を指揮して清朝を打倒し、中華民国を建国してから今日までに112年が過ぎたと言及。「中国4000年余りの専制政治を終わらせ、アジア初の民主主義共和国―中華民国を建国した」と語り、「中国史において前例がない偉大な貢献は、中国の命運を変え、中国を富強康楽に向かわせる始まりになったことだ」とたたえた。その上で、両岸が共に努力することで平和を追求し、戦争を避け、中華の振興に尽力することは、「両岸の中国人にとって避けてはならない責任だ」と述べた。
馬氏の参拝に当たり、中国側は多くの警察官を配置。だが、他の参拝客らの締め出しは行われず、撮影をしようとする大学生や取材に来た海外メディアの記者らは公安局の職員から追い払われていた。
(呂佳蓉/編集:名切千絵)
