”ウクライナの雄”シャフタールが生んだ「最高のブラジル人、10選手」
現在戦火に見舞われているウクライナ。親露派の力が強い地域であるドンバス地方に本拠地を置いていたのがシャフタール・ドネツク。
現在は本拠地であるドンバス・アレーナが占拠されているためにキエフへと暫定移転しており、故郷を追われながらも国内屈指の強豪として戦っている。
シャフタールといえば、やはりブラジル人選手が頭に浮かぶ。多くの才能豊かな者がここを通ってきた。今回は「90min」から「シャフタールが生んだ最高のブラジル人10名」をご紹介する。
10位:マツザレム

ラズヴァン・ルチェスク監督がシャフタールにやってきてから初めて獲得した選手の1人。2004年にブレシアからクラブ記録となる移籍金で買われたブラジル人の司令塔だった。
攻撃的なプレーメーカーの彼は知性と創造性から「プロフェッサー」と呼ばれ、ファンから愛された。そしてゴールを奪うことも得意としており、MFながら68試合で25回もネットを揺らした。
9位:ジャジソン

ブラジル国内で高い評価を受けていた21歳のジャジソン。2005年にウクライナへとやってきて、なんと7シーズンもの間シャフタールでプレーし続けた。
彼はトリッキーな攻撃的MFであり、2008-09シーズンのUEFAカップ優勝に大きく貢献。決勝となるブレーメン戦でもゴールを決めた。その活躍からブラジル代表にも招集され、8capを獲得している。
ちなみに現在38歳であるがブラジルで現役を続けており、全国選手権3部のヴィトーリアに所属している。
8位:ブランダォン

2001-02シーズンにウクライナ・プレミアリーグを初優勝したシャフタールは、90万ポンドを投じてイラティからブラジル人FWブランダォンを獲得した。当時22歳だった彼はまだ無名だったが、シャフタールで220試合に出場するレジェンドになった。
パワフルなポストプレーとフィジカルを生かした豪快なシュートはまさにストライカー。2009年に退団後はマルセイユやサンテティエンヌ、バスティアでプレーし、こちらでもフランス市民権を獲得するなど愛される存在になった。
7位:ベルナルジ

エヴァートンでプレーしたことでも知られている小柄なブラジル人アタッカー。アトレチコ・ミネイロでコパ・リベルタドーレスを制覇したあと、チェルシーやトッテナムにも狙われる中でシャフタールへと加入してきた。
非常にテクニック豊かで俊敏なプレーができた彼は、シャフタールで157試合に出場して28ゴールを奪取。2018年にフリーでエヴァートンへと移籍し、プレミアリーグでプレーした。現在はUAEのアル・シャルジャー所属。
6位:ルイス・アドリアーノ

2006-07シーズンにインテルナシオナウから獲得されたブラジル人ストライカー。当初はややウクライナに馴染むことができずに苦しんでいたものの、3年目からまさに「ゴールスコアリングマシン」になった。
シャフタールで9シーズンを過ごした彼は266試合で128ゴールを奪取。クラブ史上最多得点記録を更新し、2015年にACミランへと移籍していった。現在はトルコのアンタルヤスポルに所属。
5位:アレックス・テイシェイラ

2015-16シーズン、アレックス・テイシェイラの名前は誰もが知るものになった。ブラジルからやってきた攻撃的MFはなんと26ゴールを奪取する活躍を見せ、試合数を上回る得点率を記録。
もちろん多くのチームが彼の獲得に動いたものの、驚くべきことに中国へと移籍。江蘇蘇寧が解散するまで5シーズンに渡ってプレーし、ブラジル代表でのキャリアと引き換えに大きなお金を手に入れた。現在はトルコのベシクタシュに所属。
4位:フレッジ

2013年にインテルナシオナウからシャフタールへとやってきた小柄なブラジル人ボランチは、ウクライナで5シーズンに渡って成功を収め、10個のタイトル獲得に貢献した。
ミッドフィールドの接着剤として貴重な役割を果たし、155試合に出場。ハイパフォーマンスを見せたことによって2018年にマンチェスター・ユナイテッドへと引き抜かれている。
3位:ドウグラス・コスタ

グレミオでエキサイティングなシーズンを過ごした若きドウグラス・コスタ。2009年にウクライナへとやってきて、ヨーロッパでのキャリアをスタートさせた。
シャフタールで6シーズンを戦い、202試合で38ゴール。その猛烈なスピードと破壊力あるウイングプレーで評価され、バイエルン・ミュンヘンに移籍している。
2位:ウィリアン

アーセナルでのプレーで評価を落としてしまったとはいえ、シャフタールが生んだスター選手の1人であることには変わりがない。2007-08シーズンの途中にコリンチャンスから獲得され、才能豊かで技術的にも優れたプレーを見せた。
シャフタールでは221試合に出場して37ゴール。5シーズンで大きな評価を獲得し、2011年にはブラジル代表にも初招集。後にアンジ・マハチカラを経てチェルシーへ引き抜かれることになった。
1位:フェルナンジーニョ

アトレチコ・パラナエンセで感銘を与えた10代のフェルナンジーニョは、2005年にシャフタールへと加入。徐々に守備的な役割にフィットし、世界レベルのボランチとしてめきめきと成長を見せた。
そしてマンチェスター・シティへと移籍したあともジョゼップ・グアルディオラの高い信頼を受け、その戦術を機能させる重要なピースとなっている。
