日本とロシア、総合力が高いのはどっち?=中国メディア
まず、地理的条件についてはロシアが明らかに優位に立っているとし、ロシアが1700万平方キロメートルと世界最大、日本の45倍の国土面積を誇るほか、広大な土地の下には石油や鉱石など豊富な天然資源が多く埋まっていると紹介。これに対して国土の狭い日本は各種資源も少ないほか、地震などの自然災害が頻発するため、必ずしも良好な地理環境とは言えないと伝えた。
3つめの軍事力では「ロシアが俄然優位」とし、ロシアの軍事規模が日本の5倍なうえ、日本が所有していない戦略ミサイル原子力潜水艦、攻撃型原子力潜水艦、戦略爆撃機、各種長距離弾道ミサイルや巡航ミサイルを保有していると紹介した。その中で日本が唯一勝っている部分は水上艦の実力だとするも、ロシアには強力な原潜群があるために強みを活かすことができないと分析した。
4つめの経済規模では日本がリードしており、2020年の日本のGDPが5兆米ドル(約550兆円)前後であるのに対し、ロシアは1兆4700億ドル(約160兆円)にとどまっていると紹介。1人あたりGDPでも日本がロシアの4倍となっており、その優位性は明らかだとした。一方で、日本もロシアも現状では経済成長力に乏しいという問題を抱えていると指摘した。
最後の国際的な影響力では「日本はロシアにかなわない。ロシアは世界的な強国であり、あらゆる国際問題において大きな影響力を持っている」と分析。ロシアは国連常任理事国のメンバーであることも含め、ロシアの影響力は日本の比ではないとしている。
記事は5つの点からの比較を総合した上で「日本は経済的にはロシアを何倍もリードしているものの、その他の部分ではロシアに及ばず、総合的な国力という点ではロシアが日本を上回っている」と評価。現在ロシアが抱えている問題は、米国などによる経済的な圧力であり、仮にこの問題が解決し、日本と同じような外部環境を備えた場合には、あらゆる面で日本を超越することになると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
