中国のポータルサイト・網易に12日「日本には、始皇帝の墓よりも大きい天皇の墓がある」とする記事が掲載された。

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 中国のポータルサイト・網易に12日、「日本には、始皇帝の墓よりも大きい天皇の墓がある」とする記事が掲載された。

 記事は「およそ皇帝の陵墓は規模が大きく、豪華絢爛で王者の気風に満ちている」とし、多くの中国人が世界最大の陵墓を、面積56平方キロメートルある秦の始皇帝陵だと思っていると紹介しつつ、日本には始皇帝陵を上回る大きさを持つ陵墓があり、それが大阪府堺市大仙町の仁徳天皇陵であると伝えた。

 そして、仁徳天皇陵は堀の内側部分の周囲こそ46平方キロメートルと始皇帝陵より小さいものの、外側部分を合わせた全体の規模は始皇帝陵を上回り、世界最大の前方後円墳とされていることを説明。この墓に眠るとされる仁徳天皇陵は「宋書・倭国伝」に記載されている倭王・賛であり、日本の大和政権が最も隆盛を誇った4〜5世紀に在位したということで、国力の充実ぶりが墓の大きさに現れているとした。

 また、かくも巨大な前方後円墳を建造するためには、積載量5トンのトラックが56万2300台必要であり、1日2000人を動員して1か月25日間作業したとしても15年8カ月の歳月を要すると指摘。日本の史料によれば、陵墓内には副葬品として珍宝の数々が一緒に供えられたと紹介している。

 記事はさらに、これほどまでに大きく、副葬品の価値が高いとされている仁徳天皇陵がこれまでに盗掘されたことはなく、戦乱が続いた戦国時代であっても誰も暴こうとはしなかったと紹介。その背景には、日本において天皇家が神聖不可侵と考えられており、天皇の墓を暴くことは神に対する冒涜として非常に恐れられてきたこと、日本人が祖先に対する強い畏怖の念を持っていたことをがあると説明した。(編集担当:今関忠馬)