スパイダーマンからマーベル社長離脱、ソニー「失望」

写真拡大

「スパイダーマン」がマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を離脱することになりそうだ。同キャラクターの権利を保有するソニー・ピクチャーズとマーベルによる、今後の同シリーズに関する収益配分などについての交渉が暗礁に乗り上げたことを受け、マーベルのケヴィン・ファイギ社長が「スパイダーマン」シリーズから離れることになった。

ソニーの広報は次のように声明を発表している。

「『スパイダーマン』に関する今日のニュースの多くが、ケヴィン・ファイギ氏のこのシリーズへの関与についての最近の決定に誤解を与えています。我々は失望しておりますが、今後の『スパイダーマン』の実写版に彼を筆頭プロデューサーに起用しないというディズニーの決定を尊重します」
「今回のことが将来変わることを望んでおりますが、新たに加わったマーベルの権利など、ディズニーが彼に与えた多くの新たな責務により、所有していないIPに関する業務を遂行する時間がないということを理解しています。ケヴィンは素晴らしい人であり、我々は彼の助力や指導に感謝しており、今後も続く道筋を作るのに彼が手助けしてくれたことにお礼申し上げます」

ディズニー傘下のマーベル・スタジオズとソニーは数か月にわたり、「スパイダーマン」シリーズ2作の収益配分に関する契約の改定について話し合いをしていたようだ。トム・ホランド演じるスパイダーマンが、今後のMCUにおけるトニー・スタークの後任となることを考えていたという。

最新作「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」が11億ドル(約1200億円)もの収益を記録している中、ディズニーとマーベルの利益を大きく飛躍させることになる50対50の収益分配比率をディズニーが提案したことにより、ソニーとの交渉が膠着状態になっていた。