カペッロ氏が選ぶ「ベスト11」【写真:Football ZONE web】

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ミランやレアル、ユベントスなど世界的メガクラブで指揮したカペッロ氏がピックアップ

 イタリアが誇る名将ファビオ・カペッロ氏が、自身の指揮した選手の中から選ぶベストイレブンを発表した。

 オランダの伝説的FWマルコ・ファン・バステンやイタリアのレジェンドDFパオロ・マルディーニ、“悪魔の左足”と怖れられたDFロベルト・カルロスら豪華メンバーがずらりと揃った。

 カペッロ氏は1980年代後半から90年代に懸けて圧倒的な強さを誇り、“グランデ・ミラン”とも呼ばれたACミランや、レアル・マドリード、ユベントスなどの世界有数のメガクラブで結果を残して、世界的地位を築いた。2000-01シーズンには元日本代表MF中田英寿も所属していたASローマに18年ぶりのスクデットをもたらした。2008年にイングランド代表で初めてナショナルチームを率い、その後はロシア代表や中国1部クラブの江蘇蘇寧などで監督を歴任している。

 そんな名将がイタリア紙「コリエレ・デッロ・スポルト」の企画でベストイレブンを選出。これまでに指導した経験のある選手の中から控え選手1人を含めて、計12人のスーパースターをピックアップした。

 GKには現役選手から唯一となる元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが選出された。この守護神の前を固める4バックには右から元ブラジル代表DFカフー、元イタリア代表DFフランコ・バレージとパオロ・マルディーニ、ブラジル代表DFロベルト・カルロスが並んだ。

 中盤は3人で中央に“貴公子”こと元アルゼンチン代表MFフェルナンド・レドンドが君臨。その両脇に元ユーゴスラビア代表MFの天才、デヤン・サビチェビッチと元オランダ代表MFルート・フリットが名を連ねている。

 FW部門ではミランで活躍したオランダ代表ファン・バステンとレアル・マドリードの象徴である元スペイン代表FWラウル・ゴンザレス、そして“フェノーメノ(怪物)”と呼ばれた元ブラジル代表FWロナウドが選出された。惜しくも11人からは漏れたが、サブメンバーとして元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティが選ばれている。(Football ZONE web編集部)