東京ディズニーシー「タワー・オブ・テラー: Level 13 “シャドウ・オブ・シリキ”」2016年1月6日(水)〜3月18日(金)期間限定 ©Disney

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東京ディズニーシー(TDS)の人気アトラクション「タワー・オブ・テラー」が、期間限定で、更なる恐怖が体験できる!「Level 13 “シャドウ・オブ・シリキ”」に!

【画像】通常版の落下は3回。特別版は、なんと大小7回落下!!

待ち時間も楽しみに変えられてしまう、アトラクションをよりいっそう楽しめる「13」の秘密を、こっそり紹介します。

落下回数とスリルが増す特別版「Level 13 “シャドウ・オブ・シリキ”」

冬から春の季節に行われ、恒例となりつつある期間限定特別版、「タワー・オブ・テラー: Level 13 “シャドウ・オブ・シリキ”」が2016年もやってきました!

(2016年1月6日(水)〜3月18日(金)期間限定)

通常版に比べて動きが異なり、落下回数とスリルが増すこの特別版。

キツめのスリルライド系が大好きな人でも、満足できる恐怖が待っています。

詳細な動きをレポートした2015年版の紹介は、ウレぴあ総研の記事「【TDS速報】大小7回落下! タワー・オブ・テラー新イベント「LEVEL13 “シャドウ・オブ・シリキ”」新要素まとめ」をご参照ください。

1. 実はあちこちに隠れている「13」の数字

今回の特別版のタイトルにもなっている「13」の数字。

「13」はご承知の通り、西洋では不吉とされる数字です。

この数字、実は今回の舞台となるアトラクションの中にもいくつか隠れているのです。

(1)ホテル閉鎖から「13」年後に開始されたツアー

このアトラクションの主人公、ハリソン・ハイタワー三世は、1899年12月31日、「謎の力」でエレベーターごと落下し、行方不明となります。

それからしばらくホテルは閉鎖され、その後にホテルツアーが開始されるのですが、この閉鎖されてから「13」年後の1912年9月4日にホテルツアーが開始されるのです。

ツアーを主宰しているニューヨーク市保存協会は不吉な数字になっている事を、知らなかったのでしょうか…。

(2)「13」階部分にあるハイタワー三世の私室

不吉とされるこの「13」の数字。西洋ではこの不吉な数字を忌み嫌う傾向があり、ホテルのフロアや部屋番号に使わない所が多くあります。

しかし、そんな迷信を信じないハイタワー三世は「13」階を設け、更にその部分に私室を作ってしまったのです。

ゲストの皆さんはエレベーターに乗ってその部屋の様子を見る事になります。

(3)ロビーに飾られた「13」年間の冒険の絵

ホテルのロビーに入ると、ハイタワー三世の活躍が描かれた絵や肖像画が飾られています。

これは彼の冒険が誇張されて描かれているものです。

実はこの絵ですが、彼の「13」年間の冒険の絵なのです。

ホテルに入ってすぐ右側にある暖炉は1875年にカンボジア遠征でみつけた寺院の一部を解体したもの。

更にロビーにある多くの絵はハイタワーが訪れたインドやメソアメリカ、ギリシャ、ヨーロッパ、東アフリカ、イースター島などの冒険の様子です。

自らの冒険の様子を誇らしげに見せているハイタワー三世ですが、こんな所にも不吉な数字が潜んでいたとは皮肉な話ですね。

2. 壊れたエレベーターの上にある絵は実は「嘘」?

ホテルのロビーに入って正面にある、壊れたエレベーター。ここにハイタワー三世は落下し、こつ然と姿を消してしまいました。

そんなこのエレベーターの上にある大きな絵。

彼が世界中から集めてきた美術品等を船から降ろす様子が描かれています。

しかし、実はこの絵は「嘘」。

この絵に描かれた美術品等は、ホテルのロビーにある絵の中に描かれているのですが、これらの美術品は一度に集められたものでは無く、上で触れた様に長い年月をかけて集められたものです。

ハイタワー三世は自分の功績を大きく見せ、その力を誇示するために、まるで一度に全て集めてきたかの様に見せているのでしょうね。

彼の性格をこんな所からも感じる事ができます。

3. ロビーの絵の中は「隠れミッキー」が!

ロビーに飾られた絵の中には、実は隠れミッキーがあります。

それは建物に入って左側上部にある絵。

夜の雪道をそりに乗って城から逃げるハイタワー達を、オオカミが追いかけています。

この絵はヨーロッパ探検をした時の様子を描いた時のもの。

この絵の中、右側に古城がありますが、その左側にある山肌を見てみると…。

意外にはっきりとした隠れミッキーの姿を見つける事ができます。

4. キャストはエレベーターが落下する事を知らない?

「タワー・オブ・テラー」を案内してくれるキャストは、ホテルツアーを主宰する「ニューヨーク保存協会」の人間です。

彼らは呪いの存在を信じず、ツアーが安全だと信じて実施している立場であり、実は「エレベーターが落下する事や、シリキウトゥンドゥが登場する事を知らない」という物語があるのです。

そうした設定で話しかけてみると、その立場に応じたコメントを返してくれるキャストもいるのでなかなか面白いですよ。

もちろん実際にはアトラクションについて熟知したキャストなので、困った事があれば遠慮なく聞いてみましょう。

5. 写真現像室にはシリキ・ウトゥンドゥの写真がある

ゲストはハイタワー三世の記者会見の様子を聞いた後、秘密の倉庫に進みます。

ここで一階と二階に分かれるのですが、この時一階には集めた美術品などの写真を現像する小部屋があります。

ここには何枚か写真が吊るされているのですが、良く見るとシリキ・ウトゥンドゥの写真もあるのです。

ちょっと暗くてわかりにくいのですが、探してみてくださいね。

物語のカギとなる呪いの偶像、シリキ・ウトゥンドゥについては「【TDS】シャドウ・オブ・シリキ終了間近! タワー・オブ・テラーがもっと恐くなる「呪いの偶像」5つの雑学」でも詳しく触れていますので、こちらも併せてご覧ください。

6. ファストパス発券所は宿泊者の「馬車寄せ」だった

ホテルの右側にあるファストパスの発券所。

何気なく取っているファストパスですが、この場所は実は以前にホテルとして使われていた時の「馬車寄せ」だった場所なのです。

発券機がある内側の壁を見ると、英語で「馬車寄せ」と書かれたプレートがあり、そこには「御者は常に責任を持って馬車を見ている事」という言葉が刻まれています。

現代の駐車場でもよく見る「当駐車場では一切の責任は負いません」というものに似ていますね。

いつの時代でもこうした所には同じ事が書かれているのですね。

7.ファストパス発券所の隠れミッキー

このファストパスの発券所ですが、実ははっきりとした隠れミッキーがあります。

それはアトラクションから出てきた時に、目に入る発券所の柱。

この柱の下部分には、はっきりとした隠れミッキーの姿があります。

お子さんでも探しやすい低い位置にあるので、比較的簡単に見つかります。

6. 神々の力でレールが曲げられてしまう前の「レイジングスピリッツ」の姿が

世界中を旅して美術品を集めてきたハイタワー三世。

ゲストはそんな彼が失踪する日の記者会見の様子を、ホテルの建物内で聞く事になりますが、 その部屋のひとつ前の部屋で、キャストの説明を聞くことになります。

この部屋には、多くの写真が飾られています。

これはハイタワーが世界中を旅した時のもの。

実はこの写真の中には、ロストリバーデルタにあるアトラクション、「レイジングスピリッツ」の前で撮影されたものもあります。

また、エレベーターに乗る前に案内される6つの部屋の中には「仮面」がある部屋(二階の右端、Cツアー)があります。

この部屋の大きな隠し扉に描かれている絵は、こちらも「レイジングスピリッツ」です。

まだ神々の力でレールが曲げられてしまう前の「レイジングスピリッツ」の姿が見られます。

ホテルロビーの絵にも、「レイジングスピリッツ」を訪れた時の様子がありますが、ここでもぜひ探してみてください。

9. ホテルの前の掲示板に日本語の新聞がある

「タワー・オブ・テラー」の前には掲示板があり、ハイタワー三世の失踪に関わる、様々な新聞記事等のスクラップが貼られています。

普通にスタンバイで並んでいると、すぐに通り過ぎてしまう様な場所なのですが、ここにもこだわりが隠れています。

掲示板の、建物に向かって左側には、ハリソン・ハイタワー三世の失踪を報じる、様々な国の言葉の新聞が貼られています。

ここにはフランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語などの新聞があるのですが、実はここに日本語の新聞もあるのです。

新聞には「ホテルハイタワーでの謎 ハリソン・ハイタワー三世 不可解な失踪」と書かれており、日付は「明治三十三年一月(1990年)」になっています。

これはハイタワーが失踪した、1899年12月31日の翌日に伝えられた新聞なのですね。

10. ファストパス発券機は「トイ・ストーリー・マニア!」と同じ会社が管理している

ここでちょっとマニアックなお話をひとつ。

「タワー・オブ・テラー」のファストパス発券機には、実は大人気のアトラクション、「トイ・ストーリー・マニア!」の発券機と「管理している会社が同じ」という細かな設定があります。

普段はまず気にしませんが、2つの発券機は両方とも横に「Empire Ticket co.(エンパイヤチケット会社)」の文字が刻まれています。

この2つのアトラクションの設定は、双方とも同じ1912年のアメリカが舞台。

こんなところにもエリアのこだわりがあるのですね。

11. ショップ「タワー・オブ・メモラビリア」は元はプールだった

「タワー・オブ・テラー」では、落下の瞬間を捉えた写真を購入する事ができますが、そのショップが「タワー・オブ・テラー・メモラビリア」。

このショップ、実はホテルが営業していた頃は、プールだった場所なのです。

落下写真のモニターがある周辺には「ラジャズ・プール・アンド・スパ」と書かれた表示などがあり、当時の様子を伝える写真も飾られています。

また、良く見ると壁には、

「飛び込み禁止」
「女性が居る時はしぶきをあげない」
「全ての時間で入水に適した衣装を!」

などと書かれており 、写真購入時の受け取り窓口の左右には「男性ロッカー室」や「女性ロッカー室」「タオル室」の表示もされています。

そして過去にプールだった床には、木製のフタがされているのがわかります。

単なるショップという訳ではなく、こんなこだわりも面白いですね。

12. ドラゴンを好んだハイタワー三世

謎の失踪をしてしまったハイタワー三世。

世界中から美術品などを集めた彼は、強欲で利己的な自信家でした。

そんな彼は「ドラゴン」を好んでいた様で、このホテルハイタワーの各所にはドラゴンをモチーフにしたデザインが多く使われています。

例えば記者会見場で、蓄音機の録音を聞く部屋の、中央上部にあるシャンデリアの上には、ドラゴンの彫刻がゲストを見下ろしています。

また、この部屋の壁紙にも、ドラゴンの模様が見られ、さらに蓄音器がある、彼の机の周囲にある柵の支柱や、蓄音機の近くにあるランプ、壁にある燭台(しょくだい。ロウソクを立てる台)にもドラゴンがデザインされています。

ドラゴンと言えばその容姿から「強さの象徴」として扱われる事が多いため、彼が好んだデザインと思うのですが、反面、この蓄音機の部屋から出る時に開く扉があります。

ここにはなんと、彼がドラゴンを串刺しにする姿が描かれています。

ドラゴンをモチーフにした装飾を多用しながら、それを崇める訳ではなく、その強さの象徴とも言えるドラゴンを踏みにじる様な所も、彼の性格を表しているのでしょうね。

13.ホテルの上に出っ張った部分は実はほとんどハイタワーの私室

最後に意外に知られていない秘密。

ホテルハイタワーは、ロビー正面にある壊れたエレベーター上にある階数表示を見ると「12階」となっています。

そのため、このホテルは12階建てだと思われる方が多いかもしれません。

しかしながら、このホテルは実は「14階建て」で、12・13・14階部分には、ハイタワー三世の豪華な私室があります。

大きなハンマーの様な形をしたホテルの建物ですが、上部で左右に出っ張った部分は、実はほとんどハイタワーの私室なのです。

自分のホテルとはいえ、最上階から建物の多くの部分を自分の部屋にしてしまうなんて、自己顕示欲の強い彼らしい様子がよく表れていますよね。

いかがでしたか?「タワー・オブ・テラー」に隠れた多くの秘密。

しかもこれだけではなく、このアトラクションにはもっとたくさんの秘密が隠されています。

特別版「タワー・オブ・テラー: Level 13 “シャドウ・オブ・シリキ”」では、通常時には現れない場所に、呪いの偶像、シリキ・ウトゥンドウの姿を見る事もできます。

もっと新たな謎が隠されているのかもしれませんね。

…ただ、あまり深く探り過ぎるとアナタも呪いの餌食になってしまうかもしれませんのでくれぐれもご注意を…。

※当記事は、ライター独自の考察のほか、東京ディズニーリゾート公式ホームページで2010年まで公開されていた「TOT1899.com」、現在公開中の「タワー・オブ・テラー:LEVEL13 “シャドウ・オブ・シリキ”」特設ページを元に構成しています