交換留学をきっかけに、私はいわゆる「推し活」に熱中するようになった。私の「推し」はあの明治時代の大作家、漱石なのだ。漱石の顔は日本語を勉強する前から知っていた。かの有名な『吾輩は猫である』を中国語訳で読んだのがきっかけで、大学で日本語を専攻することを心に決め、そしてついに『こころ』を日本語で読めるようになり、より深く漱石の世界に引き込まれていった。交換留学中も、迷わず漱石の『草枕』を中心としたゼミ