トランプ大統領 合意が成立しなければ米がホルムズ海峡の通航料を課す考え
アメリカのトランプ大統領は20日、イランとの戦闘終結に向けた合意が成立しなかった場合は、アメリカがホルムズ海峡の通航料を課す可能性があるとの考えを示し、イランをけん制しました。
トランプ大統領は20日、SNSで、イランとの「停戦期間中の60日間も、その期間満了後も、ホルムズ海峡の通航料は一切徴収されない」との考えを示しました。
ただし、イランとの戦闘終結の最終合意に向けた協議を念頭に、仮に合意が成立しなかった場合にはアメリカが通航料を課す可能性に言及し、イランをけん制しました。
こうした中、バンス副大統領は20日、イランとの協議のため、スイスに向け出発しました。
バンス氏は出発前、「核問題やレバノンの停戦問題について進展することを期待している。我々が注力すべき二つの大きな課題だ」と述べました。
イランの代表団は20日、スイスに到着しました。協議にはアラグチ外相らが出席します。
これまでに、パキスタン外務省は詳細に関する技術的な協議が21日にスイスで行われると明らかにしています。
ただこうした中、イスラエルによるレバノンでの攻撃が続いていることを受け、イランの革命防衛隊は停戦合意違反だとして、「ホルムズ海峡を封鎖する」と発表しました。
船舶に対し「ホルムズ海峡に近づけば安全が脅かされる」と警告しています。
一方でアメリカ中央軍は20日、「本日、55隻の商船がホルムズ海峡を通過した」と発表しています。