愛知県東海市の東海JCTと常滑市を結ぶ計画の「西知多道路」。知多半島の新たな大動脈に向けたその『起点』で、大規模な架設工事が行われています。その様子に密着しました。



■全長50m・重さ120トンの橋桁を架ける工事




 西知多道路の開通に向け、伊勢湾岸道とバイパスの西知多産業道路を東海JCTで直接つなぐ『ランプウェイ』の建設が進んでいます。




愛知国道事務所の担当者:
「渋滞の解消と、名古屋市内から中部国際空港へつながる道として災害時などでも機能を果たせるように、この西知多道路の事業を進めております」

今回の工事は、その要となる「橋桁」。伊勢湾岸道を夜間通行止めにして、全長50m・重さ120トンの巨大な橋桁を架ける大規模な工事です。

そこで活躍するのが、先端までの最大の高さは220mにも達する世界最大級のクローラクレーン。カラフルなクレーンでおなじみの名古屋の会社「ミック」が所有しています。




世界最大級クレーンを一目見ようと、県外から訪れた人もいました。

新潟から来た人:
「迫力がありますね。ここまで大きいのはないので、すごいの一言しかない」



■“ミリ単位”の作業を約2時間半…




 橋桁を架ける工事は、5月31日の夜に本格的に始まりました。

クレーンが橋桁を持ち上げ、ゆっくりと回転させます。重さ120トンも何のその、慎重に向きを変えながら運んでいきます。




風や荷重の変化を確認しながら、橋桁を下ろす位置を細かく調整します。これだけ巨大なクレーンで、“ミリ単位”の作業です。

作業開始からおよそ2時間半、ぴったりと道路に繋げられました。




愛知国道事務所の担当者:
「ほっとしています。一日でも早く皆さまに西知多道路をご利用いただけるように頑張ってまいりたい」

知多半島の未来を支える新たな道路。東海JCTでの工事は着々と進んでいます。