3頭併せの真ん中で力強く駆けたレガレイラ(撮影・園田高夫)

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 「宝塚記念・G1」(14日、阪神)

 紅一点のレガレイラが10日、文句なしの最終リハを披露した。美浦Wで僚馬2頭との3頭併せ。両サイドからのプレッシャーにも負けず、堂々とした走りっぷりで万全の態勢をアピールした。昨年と同じ有馬記念からの直行ではあるが、調整過程、状態面ともに雲泥の差。牡馬の現役最強クラスを蹴散らし、G1V4へ突き進む準備は整っている。

 美浦Wで厩舎おなじみの3頭併せ。隊列の真ん中で運んでリズム良く直線を迎えると、左右からプレッシャーを受けながらも、徐々にギアを上げて加速。6F85秒3−38秒1−11秒2をマークしてロスパレドネス(3歳1勝クラス)に1馬身先着、アルセナール(5歳オープン)と併入した。ゴール後も1コーナー過ぎまでしっかりと駆け抜けた。

 以下、木村哲也調教師との一問一答。

  ◇  ◇   

 −4歳シーズンを振り返って。

 「JRA賞を頂いたわけですから、素晴らしい牝馬であることを証明できた1年でした」

 −帰厩後の馬の雰囲気は。

 「普段から風格のある立ち振る舞いをしてくれています。うちの厩舎の馬に対してリーダーシップを発揮してくれている。若い馬たちには走り方を教えてくれていて、調教師として非常に頼もしく助かっています」

 −1週前の動きは。

 「いつもいい動きをするのですが、元気良く走ってくれましたね」

 −最終追い切りの狙いは。

 「週末に向けて実戦的な調整をしたいと思っていました。道中の折り合いとか、狭いなかでも脚を使えるかというシチュエーションを組んで、ゴールに向かって頑張ってくれればと思いプランニングをしました」

 −1年前と同じローテ。比較して変わったところは。

 「中間のコンディションが違うので。昨年はアクシデントがあったので、今年は調教の中身に違いは感じますよね」

 −改めて宝塚記念に送り出す気持ちを。

 「複雑な気持ちが正直あります。ファンの期待の高い馬なので、ファンの皆さまに喜んでいただきたいという気持ちと、彼女も5歳になって、僕の手元で調教を積み重ねていくという日々は、終わりに近づいているわけです。こんなに素晴らしい牝馬を今後のキャリアのなかで、管理することがないかもしれないという思いを持ちながら、感謝の気持ちを彼女に持ちながら毎日を送っています」