中国、ニューヨークタイムズ北京駐在記者を国外退去処分「過ち正し反省するべき」
アメリカの大手紙「ニューヨークタイムズ」の北京駐在の記者が国外退去処分となったことを受け、中国外務省は、「ニューヨークタイムズは過ちを正し、反省するべきだ」とコメントしました。
ニューヨークタイムズは先月29日、中国・北京に駐在する記者が今年2月、国外退去を命じられたと発表していました。
中国外務省は1日「ニューヨークタイムズは『台湾独立』という誤った主張を流布する場所を提供した。中国側はこれに断固反対し、ニューヨーク・タイムズは過ちを正し、反省するべきだ」と指摘しました。その上で、「中国駐在中に虚偽取材の記録があり、法と規則に基づいて滞在許可を取り消した」として措置の正当性を主張しました。
ニューヨークタイムズによると、記者の国外退去は、去年ニューヨークタイムズが主催したイベントに台湾の頼清徳総統がビデオ出演したことを受けた措置だということです。
一方、アメリカ側は、対抗措置としてアメリカに駐在する国営新華社通信の記者のビザを取り消しました。
これについて、中国外務省は「アメリカで合法的に活動している新華社通信の記者に対して、政治的弾圧が行われていることを留意している。
根本的な原因は、アメリカ側が一方的に騒ぎを起こし、メディアの問題を政治問題化していることにある」と述べ、アメリカ側の対応を批判しています。