【スクープ】「日本一の道の駅」川場田園プラザ、亡くなった経理担当者が残していた「社長に7000万超貸付」の記録 専門家は問題点を指摘も社長は「毎月返済している」と回答
年間250万人超が訪れる「道の駅 川場田園プラザ」(群馬県川場村)は「日本一の道の駅」として多々メディアに取り上げられてきた。運営するのは第三セクター「田園プラザ川場」。川場村の造り酒屋出身の永井彰一社長は、かつて財政難に陥っていた同社を建て直した立役者として地元では知られる。3月、同社で1人の職員が亡くなった。
経理を担当していた30代の男性社員・Aさんが村内に停めた乗用車内で死亡しているのが発見され、「警察は自殺とみている。生前にAさんから仕事の悩みを打ち明けられたと語る同僚もいるようだ」(全国紙記者)とされていた。
同社の出資者である川場村は経緯などを調べるため調査委員会の設置を指示。村による調査の結果はまだ出ていないが、本誌・週刊ポストはAさんから生前に悩みを打ち明けられていたという元同僚らの証言を得た。
「Aさんは経理部門に異動して知った永井社長のお金の使い方に疑問を抱いていました」
そう語る元同僚は、Aさんから共有されたという関連資料を提示しながら、田園プラザ川場の資金が「数千万円単位」で使われていた記録や使途について説明。そこには永井社長個人への7000万円超の貸付などが記録されていた。
永井社長は取材に対して貸付などを認めたうえで、「毎月20万円ずつ返済しています」などと話し、借りた資金の用途などを説明。一方で専門家からは会社から代表者個人への多額貸付はガバナンス上の問題を孕んでおり、公金が入る第三セクターの経営として問題がある懸念も指摘された。川場村は一連の同社資金の動きについて「(調査する)予定はありません」としている。
5月25日発売の『週刊ポスト』では、Aさんから元同僚に共有されていた資料に書かれた内容の詳細、永井社長の海外出張の同行者の存在や直撃取材で答えた資金使途についての主張、社長への貸付を決議した役員会の議事録に名前を連ねた元取締役への取材で飛び出した驚きの証言、遺族の声や専門家が具体的な指摘内容などを詳報している。なお「マネーポストWEB」では、先行して全文公開している。
▼▼▼関連記事▼▼▼
【スクープ先行全文公開】川場田園プラザで亡くなった経理担当者が残していた「社長個人への7000万円超融資」記録 社長、元幹部、村ほかを連続直撃

