妻が園長の保育園で女性教諭ら12人盗撮 40代男に懲役3年求刑 便器にカメラ設置し証拠隠滅の試みも「生計が崖っぷち」と善処訴え【韓国】

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韓国で妻が園長を務める保育園の職員用トイレにカメラを設置し、盗撮した容疑に問われている40代の男が裁判所に寛大な処分を求めた。

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4月23日、法曹界によると、検察は水原(スウォン)地裁・刑事11単独(チ・ソンギョン部長判事)の審理で開かれた40代男の性暴力犯罪処罰等に関する特例法違反(カメラ等利用撮影)事件の論告求刑公判で、懲役3年を求刑した。併せて性暴力治療プログラムの履修と10年間の就業制限、身元情報の公開・告知などを命じるよう求めた。

男は昨年8月から12月にかけて、龍仁市(ヨンインシ)の保育園1階にある職員用トイレに小型カメラを設置し、女性教諭ら職員12人を盗撮した容疑で拘束起訴された。この保育園の園長は男の妻で、男は送迎バスの運転手などの業務を担っていたという。

また、男はカメラが発見された後も数日間にわたって警察への通報を遅らせ、密かに民間業者に解析(フォレンジック)を依頼したり、SDカードを便器に捨てるなど、証拠を隠滅しようとした疑いも持たれている。

検察はこの日の求刑について、「保護すべき職員を相手にかなりの期間、繰り返し犯行に及んでおり、罪質が極めて悪い」とし、「トイレの棚にあったカメラを改造して便器に設置するほど犯行が大胆になり、発覚後に証拠を隠滅した点などを考慮した」と説明した。

(写真=サーチコリアニュース編集部)

男側は公訴事実をすべて認めながらも、裁判所に寛大な処分を求めた。弁護人は「被告人は過ちをすべて認めて反省している」とし、「被害者が最も懸念している映像の流出や複製は一切なかったことが、解析を通じて確認された」と強調した。

また、弁護人は「事件後、保育園が事実上の廃園手続きに入ったことで、家族の生計が崖っぷちに立たされている状況だ」とし、「被害者から許しは得られていないが、家族が今後、徹底的に監視して正しく導くことを誓っている点を汲み取ってほしい」と訴えた。

男本人も最終陳述で「被害者とご家族の方々に改めてお詫び申し上げたい。一生をかけて償いながら生きていく」と述べた。

男に対する判決公判は、6月18日午後2時に行われる。

(記事提供=時事ジャーナル)