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 ◇ナ・リーグ カブス6―4ドジャース(2026年4月24日 ロサンゼルス)

 カブスは24日(日本時間25日)、敵地ロサンゼルスでドジャースと対戦し、逆転勝利で連勝を10に伸ばした。序盤に4点を先行されながらも、終盤の粘り強い反撃でドジャースリリーフ陣を攻略。会心の勝利となった。「5番・右翼」で出場した鈴木誠也外野手(31)は4打数無安打に終わり、連続試合本塁打は3で止まったが好守で勝利に貢献した。

 中盤までは好機を築くことさえ困難だった。ドジャース先発・シーハンに対し、3回まで無安打。3点を先行された直後の4回には1死二塁から3番・ブレグマンが中前打を放ったが、二走・ブッシュが本塁でタッチアウト。5、6回と走者を出しながらも無得点が続いた。

 相手が代わると、強力打線は一気に目を覚ました。0―4の7回1死一塁の場面でシーハンが交代すると、2番手・ベシアに襲いかかる。2死一、二塁からスワンソンが左中間を破る2点適時三塁打でベンチを活気づけると、次打者・ホーナーが左前打で1点差に。さらに8回無死からはブレグマンがトライネンから左中間ソロを放ち、同点。4―4の9回無死一塁、スワンソンがドジャース4番手のスコットから左越えに勝ち越しの6号2ランを放ち、勝利を引き寄せた。

 鈴木は2回1死からの第1打席はシーアンのスライダーを捉えたが、中堅手の正面に飛び、中直で凡退。0―3の5回無死からの第2打席も直球を仕留めきれず、右飛に倒れ、7回無死からの第3打席も遊飛終わった。

 打では結果が出なくても、守で貢献した。スミスの3ランで先制点を失った直後の3回2死、タッカーの打球は右翼ポール際へ。打球の行方を追った鈴木はフェンス際でジャンプし、打球をキャッチ。フェンスにぶつかったが、衝撃を受けてもボールを放すことなく、本塁打性の打球をもぎ取った。

 さらに0―4の劣勢から3点を返した直後の7回。2番手・ロリソンが先頭のパヘスに右翼線への打球を許したが、鈴木が無駄な動きなく、クッションボールを処理。素早く中継の二塁手・ホーナーへと送球すると、ホーナーは三塁へワンバウンドのストライク送球。パヘスを三塁タッチアウトにして、ピンチの芽を摘んだ。

 ホーナー、ブレグマン、ハップ、クローアームストロング、スワンソンとゴールドグラブ賞獲得経験者5人を擁するカブス。鈴木も日本時代に5度、ゴールデングラブ賞を獲得している。守備力でし合いのリズムをつかみ、確実に勝利につなげた。