工場で1人死亡の爆発事故、異常を認識しながら製造ライン止めなかった疑いで従業員3人書類送検
愛知県豊田市のバネ製造大手「中央発条」藤岡工場で昨年3月、集じん機が爆発して従業員1人が死亡する事故があり、愛知県警は24日、計器の異常を認識しながら製造ラインを止めなかったなどとして、点検業務を担当していた同社の男性従業員3人を業務上過失致死容疑で書類送検した。
県警幹部によると、書類送検されたのは製造ラインの点検を行う製造部の班長と、点検担当の従業員2人の計3人。
3人は昨年3月6日、藤岡工場の集じん機の日常点検をする中で、計器が異常を示していたのに上司への報告を怠って製造ラインの稼働を続け、爆発事故を引き起こして、男性従業員(当時40歳)を死亡させた疑いが持たれている。
爆発事故の影響で、トヨタ自動車は3工場4ラインの稼働を一時停止し、ダイハツ工業やスズキも一部工場で生産を停止した。
中央発条は24日、「今回の事態を厳粛に受け止め、改めて社内の安全対策と再発防止に万全を期す」とのコメントを出した。
