Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

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夕方4時過ぎ、静岡市内の飲食店にオープン前からできた長~い行列。皆さんのお目当ては!?

(客)
「おすしを買いに。高いの、ウニ」

(客)
「焼津からきました」
Q.お目当ては何ですか?
(客)
「マグロ」

この日、開催されたのは、行列に並んででもお得な"すしバイキング"。高級なネタも含めて好きなネタを5貫選んでまさかの激安価格。

(客)
「安すぎます。どうやって利益を得てるのか知りたい」

一方、こちらは静岡市内の住宅街に突如現われるお弁当の店。こちらも朝から客が絶えませんが…。

(客)
「安くて量がある。コンビニの弁当と比べると全然いい」

おかずがぎゅうぎゅうに詰まったお弁当に…。総菜はこれだけ入って、度肝を抜かれる衝撃の激安価格。

(客)
「本当に僕の体の半分は、きくちゃんのお弁当です」

今回は、静岡市内の激安すぎるテイクアウト店を調査。すしが、総菜が、お得すぎるその秘密にも迫ります。

静岡市内の激安すぎる衝撃の寿司や弁当を調査。

まずは、静岡市の中心部にある「ぶっちぎり握り!櫻井」。夜は居酒屋昼は寿司ランチが評判の人気店です。

先週18日・土曜日、オープン前に行ってみると、そこには長~い行列が。いったい、皆さんのお目当ては!?

(客)
「おすしを買いに。高いの、ウニ」

(客)
「高いの」

(客)
「子どもがマグロが好きなので…マグロ?」
「うんマグロ」

(客)
「焼津からきました」
Q.お目当ては何ですか?
「マグロ」

(客)
「焼津にいてマグロだね」

(客)
「すごいね。マグロが残ってるかな?」

店内に並ぶのは、約30種類のすしネタ。そこには、ウニや、大トロといった高級ネタも並びます。この中から好きなネタを5貫選んでなんと600円なんです。それも「大トロだけ5貫」でもOKなので驚きです。

開店と同時に、お客さんが店内に流れ込み、次々とお目当てのネタを詰めていきます。人気の「マグロ中トロ」は、なんと30秒も経たず売り切れに。

先ほどの家族はというと…。

(客)
「ウニ」

まずはお目当てのウニ。

(客)
「これ5貫」
「いやいや周りの人のこと考えようよ
「また握ってくれるかな?」
「じゃ、2個入れよう。やばい。やっちった」
「もう一貫」
「もう一貫?」
「うん」
「あっ…残念、これは早い者勝ちだから」

それでも2貫をゲット。通常ウニは、1貫500円はするというので、すでにかなりお得です。

お子さんも、喜びのダンスを披露。結局、全部でなんと11パック購入していました。

今回の寿司バイキングは、約30分でほぼ完売。

(客)
「安すぎますよね。どうやって利益を得てるのか知りたい」

お客さんも心配になるこの安さ。一体なぜ、ここまで安くできるのでしょうか。

(ぶっちぎり握り!櫻井 櫻井 政和さん)
「魚屋がいっぱい買っちゃって売れなくてとか、安く買ったから買ってよ。その分、今度これ安くしてとか。そういう付き合いしてる」

15年来の鮮魚店との信頼関係が、この安さを実現させていたのです。しかし、ここまで安くしなくてもいいように思えますが…。

(ぶっちぎり握り!櫻井 櫻井 政和さん)
「別に俺がもうかっても面白くない店になっちゃう。だったらこういうの売ってる店の方が面白いじゃん。目立つじゃん」

この店主の心意気は通常のランチにも感じられます。

器からネタがはみ出す豪快な「海鮮チラシ丼」は、天ぷらと味噌汁がついて1500円とこちらもかなりお得。

次回の寿司バイキングは来週水曜日に開催予定です。

続いては、静清バイパス・唐瀬インター付近の住宅街にある弁当店。

朝6時半のオープンと同時に、続々とお客さんが。やってきます。

(客)
「毎日来ます。安くて量があるから、コンビニの弁当と比べると全然いいです」

(客)
「おかずの種類が豊富だし、どれも全部おいしかった」

(客)
「このボリュームで、この値段だったら、全然いい安いくらいだと思う」

メインの手作り弁当は日替わりで、毎日12~13種類あり、おかずがあふれんばかりにぎゅうぎゅうに詰まって、●●円とかなりお得。

常連さんのいちおしは?

(客)
「マーボ豆腐。すごく本格的で、他のお弁当屋じゃ出せない辛いの好きな人は結構はまると思う」

しかし、人気の秘密は、弁当だけではありません。

この総菜の値段が衝撃すぎるのです。コロッケは2個で…130円。甘めにに仕上げた卵焼きもこのボリューム130円。さらに、焼きそばも130円です。肉団子にシュウマイ、はんぺんフライとちくわの磯部揚げのセットは150円。手間暇かる煮物でも、このボリュームでたった200円です。

(客)
「すごく安くて助かってます。自分でこれを作ると高くもなっちゃうし、ここで安く買えるのすごく助かります」

和・洋・中、その数なんと約30種類。夕飯の「あと一品」に嬉しい小鉢からメインを張れるガッツリおかずまで圧巻のラインナップ。

(客)
「毎日同じメニューじゃない。きょう来て何があるかなって」

しかしなぜ、これほど多彩なメニューを激安価格で提供できるのでしょうか。

その秘密を探るため、オープン前の厨房を見せてもらうと…。日が昇る前から戦場のような忙しさ。毎朝、150食の弁当と30種類ほどの総菜を一気に作り上げます。ここに安さの秘密がありました。

(きくちゃん 望月 敏明さん)
「今、みんな高いから、きょうはこれすごく安くて良いのあるじゃん…てものがあるとメニューは変える」

決まった献立を作るのではなく、 安く仕入れた食材に合わせてメニューを決めるため、コストを抑えることができるのです。しかし、それでも、赤字ギリギリだといいます。

(きくちゃん 望月 敏明さん)
「結構厳しいよって言うと、『値上げしてもいいからやめないで』って人もいる」

それではなぜ、そこまでして続けているのでしょうか?実はこちらの店、もともと、高速道路の維持管理を行う会社が、社員のために始めた店だったのです。

(きくちゃん 望月 敏明さん)
「手作り弁当食べたいって、みんなそういう声があったんだ」

現場仕事は朝が早くて、開いている店も少ないため、それなら会社で弁当を作ってしまおうとスタートしたのです。

(きくちゃん社員)
「毎日買ってますね。ありがたいと思ってます」

(きくちゃん社員)
「大体使ってますね」

(きくちゃん 望月 敏明さん)
「大体、毎日いるな」

(きくちゃん社員)
Q.きょうもお弁当買った?
「もちろん。おいし いし、量もあるし」

(きくちゃん 望月 敏明さん)
「社員ってかわいいじゃん。そうすると、喜んでくれることをやりたいの」

社員のために作り始めた弁当は、今では、一般の人にも販売して大人気となっています。

(客)
「おいしいし、少しずつ色々売ってくれている。助かります」

(客)
「毎日来ています。僕の体の半分は『きくちゃん弁当』です。弁当が僕の血となり肉となっている」