永作博美 15年ぶり…劇中で誘拐した子役との再会を回顧 「心配になってきちゃって」自ら連絡
女優の永作博美(55)が、10日放送のTBS系「A−Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演し、かつて映画で共演した元子役女優との再会を報告した。
11年公開の「八日目の蝉」で、永作は愛人の愛娘を誘拐し、そのまま自分の子として育てる女を演じた。真に迫る演技は多くの称賛を浴び、毎日映画コンクール助演女優賞、ブルーリボン賞主演女優賞など、数々の賞を受賞した。
永作は10年に第1子を出産。子供を奪われるつらさ、奪った子供への思いをともに感じながらの演技だった。「両方の気持ちがとてもよく分かるので。でも役者だし、映画だし、きちんと完成させないといけないと思いながら。つらいのは当たり前だし、役の人もとてもつらいはずだから、自分のつらさも借りて、全部乗っけていこうと」と振り返った。
自分が誘拐する子供を演じたのは、渡邉このみ(19)。当時まだ4歳で、同作が初の演技だった。永作は「役者さんじゃなくて。初めてお芝居するんですよ。全然やってくれないんですよ。やだ!ってどっか行っちゃう。普通に本気で泣いてましたね」と懐かしんだ。
芝居と現実の区別も付かない、小さな子供。永作は「お芝居じゃないから、全部本当のことになっているんですよ、彼女の中では」と説明。永作はもう一人の母になるべく、積極的にコミュニケーションを取ったという。「(ロケ地が)小豆島だったので、貝がらを拾いに行ったりとか、うどん食べに行ったりとか、ご飯食べに行ったりとか」と明かした。
時は流れ、渡邉がその後、所属事務所を退所したことを耳にした。「このみ、どうしているかなってなった時に、いろいろ話を聞いていたら、前の事務所を辞めているとかいろいろ聞いて、心配になってきちゃって」。知人からは、渡邉のSNSアカウントがあることを聞き、意を決してメッセージを送信。「ここに連絡してみようと思って、いちかバチか。“このみ、元気ですか?希和子です”って送ったんです」。希和子とは、永作が演じた誘拐犯の名前だった。
「そしたら、すぐ返ってきた。“分かります!本当に永作さんですか?”って返ってきて。2人してハンコみたいな涙を送って、“そうだよ、そうだよ”って」
番組では、笑福亭鶴瓶と「Kis−My−Ft2」藤ヶ谷太輔が渡邉を極秘取材。スリーショットが披露されると、永作は「何で私、何を見ても涙出てくるんですよ」と涙声で感激した。
永作自身も昨年、渡邉と連絡を取り合い、久々の再会を実現させていた。「2、3時間話したと思うんですけど、ずーっと2人して泣いてました」。約15年ぶりの対面に、積もる話もたくさんあったという。「“いっぱい話したいことがあったけど、会えなかった”って。“あの時、あんなことがあって、こんなことがあって、ずっと話したかった”って。それをずーっと延々と話していて」と振り返っていた。
