【インタビュー】片平里菜、10thシングル「愛するたびに」で立ち返った自身の内面「まずは自分を愛さないといけない」

片平里菜が4月1日、記念すべき10thシングル「愛するたびに」をCDリリースした。アルバム『Redemption』以来、2年半ぶりのCDシングルには全4曲を収録。デビューから13年の成長も、新たな道を切り拓く挑戦も実体化した仕上がりだ。
曰く「今の自分自身を歌っていますし、これまでの私自身も抱きしめることができている」という4曲は、アコースティックな温かみを大切にしながら、バンドサウンドとしての豊かな表現力を感じさせるもの。片平里菜バンドによる表題曲「愛するたびに」は無駄な装飾を排除した前半から、後半部での壮麗なゴスペルアレンジへの移行が圧巻。BENBEによるアコーディオンとギターの響きを活かした「そんな夜を」は表現者として成熟した片平里菜の今が凝縮されているようだ。さらには、弾き語りツアーで培われた民謡ベースのサウンドや囃子詞を採り入れた「うたのふるさと」、弾き語り一発録りによる代表作のセルフカバー「女の子は泣かない room ver.」など、その音楽性は多岐にわたるが、彼女ならではの進化と変わらぬ本質を総括するような全4曲でもある。
片平里菜はライブを活動の主戦場として、ここ数年で47都道府県を3周している。2025年は自己最多&最長の13ヶ月73ヶ所のツアー<風の吹くまま>を完走。そしてリリースされる「愛するたびに」は、片平里菜がこれまでの活動で築き上げてきた人と人との関わりをより深く、よりしなやかに音楽に昇華した作品として届けられる。自分自身の歩んできた道のり、ファンとの10数年を、今ここで改めて肯定した全4曲には感謝と決意が詰まっているようだ。
◆ ◆ ◆
■まずは自分の心の環境が大事
■ラブソングを歌ってみようと
──今の片平さんを語るうえで、“弾き語りツアー”や“旅”は欠かせないトピックになっていると思います。そのきっかけはデビュー10周年を前に行われた<片平里菜 感謝巡礼ツアー COUNTRY ROADS 2022-2023>だと思いますので、改めてこのツアーを実施しようと思ったきっかけから教えてもらってもよいでしょうか?
片平:確かに<感謝巡礼ツアー>がきっかけですね。コロナ禍の緊急事態宣言で全アーティストが活動の仕方を模索している時期に、“もうちょっとで10周年を迎えるのか”と気づいて。10周年を前に自分が何がしたいかを考えていたんです。そこで思いついたのが弾き語りツアーでした。今までツアーはたくさんやってきましたけど、だんだん東名阪といった主要都市のみになっていたので、みんなが住んでいる街へ直接歌いに行きたいなと思って。
──会場を大きくするよりも、もっと細かく回りたいと。
片平:そうですね。ネガティヴな言い方になってしまいますけど、大きい会場でできなくなってきたというのもありましたし、正直なところどちらの気持ちもあったと思います。ただ、もともと一人旅も大好きだし、デビュー前には九州まで行く弾き語りツアーをしたんですが、それが楽しかったという原体験があって。“またああいうのやってみたいな”っていう純粋な初期衝動でもありました。
──実際にやってみていかがでしたか?
片平:コロナ禍だったこともあって、どれくらいお客さんが来るのか、未知数の中で飛び込んでいったんですが、“自分の街に来てくれるんだ!”って、待っていてくれた人たちの顔が見られてうれしかったですね。あと、各地でその地元のバンドやソロアーティストに出てもらっていたんですが、そこで「里菜さんに影響を受けて音楽を始めました」とか「学生の頃、よく聴いていました」と言ってくれる子たちと直接対バンする機会にもなって。私自身、とても勇気のもらえるツアーになりました。

──それをきっかけに、弾き語りツアーはライフワークのようになっていますよね。
片平:音楽を生業にして生きていくための選択でもありますが、それとは別に、一度行くとその場所で生まれる関係性があるんですね。たとえば、主要都市ではない地域では、どこも少子高齢化などの問題を抱えているから、“どうにかして街を盛り上げたい” “音楽を使ってお祭りをしたい”みたいなことを考えている人たちも多い。そこに寄り添っていると、自然と「また来るね」っていう話になるんです。そうやって新たな出会いと再会の繰り返しで、旅を続けているところはあります。
──各地で、その街の人の悩みや現状をすくい上げているんですね。
片平:それを意識しているわけではないんですけど、打ち上げとかで「今、この街の音楽シーンってどんな感じなんですか?」とか聞くと、「バンドより弾き語りのほうが盛り上がっているかな」とか「軒並みライブハウスが閉店してしまって」とか、自然とそういう話になっていきますね。
──そうやって各地で歌うことは、片平さんの音楽活動にどういう影響を与えていますか?
片平:ローカルに根付いている音楽や芸術、もっと遡って郷土芸能などの素晴らしさに改めて気づくことができるんです。もちろんチャートインしている音楽は緻密に計算されていてクオリティが高いし、素晴らしいと思うんです。だけど、ローカルに息づいている音楽には、日本人本来の精神性が根付いていて、それは宝だなと思う。そういうものって継承されなくなったらいずれ消えてしまうんですよね。形として継承はできなくても、そこから私がインスパイアされるのは、すごく尊いことだなと思います。

──初心を思い出したり、各地での音楽からインスパイアを受けたりしてきて、今の片平さんはどういう音楽を鳴らしたい、どういう活動をしていきたい、と思っているのでしょうか?
片平:やはりここまでの旅で感じてきたものや得てきたものはとてもヒントになっていて。今話したような民謡的なものには強く惹かれていますし、大衆に届くようなポップなものも大事だし、素晴らしいと思っているので、今はどっちもやりたいですね。それこそ、これまでに私を好いてくれていた子たちが好むような、「女の子は泣かない」みたいなポップソングも自分の一部なので、そういったものも大事にしながら。その一方で、今やっていきたいと思う民謡だったり、ポエトリーだったり、そういうものにも踏み込んで、自分の表現の土壌を豊かにしていきたいと思っています。
──そんな中リリースされるニューシングル「愛するたびに」は、資料によると「今度はまた心の内側を歌いたくなった」とのことですが、この心境の変化について教えてください。
片平:直近だと、2023年10月にアルバム『Redemption』、その前にシングル「予兆」をリリースしたんですが、この二作には社会的メッセージの強い曲がずらっと並んでいて。そういうものを歌い続けてきて、“次は何を歌いたいかな”と考えたときに、“表に向かってメッセージを発信するんじゃなくて、自分自身に立ち返りたい”という気持ちになったんです。結局、愛も平和も環境問題も、心から始まることなんですよね。自分の機嫌が悪かったら、それが周りに伝染してしまうように、まずは自分の心の環境が大事だなというところに立ち返ったのが今作で。前作から一転して、ちょっと内省的な、しかもラブソングを歌ってみようという気持ちになりました。

──内省的なものを歌おうと思ったときにラブソングを選ぶところが、片平さんらしいなと思いました。
片平:“誰もが愛し愛されたいんだけど、それが恐怖に変わって、その恐怖に支配される”みたいなことって多いんじゃないかなと思うんです。世の中を見渡しても、“平和な世界にしたい”という気持ちはみんな同じなんだけど、“また同じような気持ちになりたくない” “あんな悲惨な目に遭いたくない”という気持ちが根本にあるから、“攻撃される前に攻撃しなきゃ”とか“武装していかないと大事なものを守れない”といった不安や恐怖が強くなっているように感じます。
──確かにそうですね。
片平:だから、それを自分の内面と照らし合わせて曲を作りたいと思ったのがひとつ。それと、私が20代の頃にいっぱい歌ってきたラブソングと一緒に生きてきてくれた子たちに向けても歌いたいなと思ったんです。
──以前の片平さんのラブソングはどちらかというと“私とあなた”でしたが、「愛するたびに」はもうちょっと広い視点のラブソングだなと感じました。片平さんも「今だからこそ歌えるラブソングを作ってみようと思った」とコメントされていましたが、“今だからこそ歌えるラブソング”はどういったところに現れたと思いますか?
片平:おっしゃってくださった通り、“私とあなた”ではないラブソングですね。今までの恋愛や自分の中の愛情問題を振り返っている曲でもあるので、いろいろと経験しないと作れなかった曲だと思います。愛によって自分がどんな気持ちになってきたか……傷ついたり、寂しくなったり、失うのが怖かったり、逆に幸せだったり、楽しかったり。その感情を一つ一つ経験してきて、そのうえで、ちゃんと自分自身を愛するために歩いていきたいと歌う。それには、20代の頃よりも今のほうが説得力があるんじゃないかなと思います。

■札幌の音楽仲間との平和な夜
■そんな夜を曲にできてよかった
──それこそ20代の頃の片平さんのラブソングでは、恋愛は厄介なものだったと思うんです、それも含めて、楽しくて愛おしいものでしたが。だけど、今はそれを超えて、愛というものは厄介なだけじゃないものだ、と思えている?
片平:もともとは甘美で美しく、素晴らしいものだと思って始まった愛ですけど、それが自分の心の問題とかと絡んで、とても厄介に感じたり、煩わしくなったり、離れていきたくなったりしましたけど……やっぱり求めたいものなんですよね。
──なるほど。
片平:でも「愛するたびに」という曲は、誰かを愛すること以上に、まずは自分を抱きしめる、みたいな自己愛のほうが強いかもしれない。自分の心のなかに恐れがある限り、誰のことも本当の意味で愛せていなかったと気づいて。だったらまずは、自分を愛さないといけない。不安や恐怖ってどんどん膨らんで、また違う問題を引き寄せてしまうから、そんな自分を抱きしめて“大丈夫だよ” “なんとかなるよ”と言ってあげて、進んでいくことが大事なのかなって。
──それを曲にしているということは、今の片平さんはそれに気づいて前に進めているということでしょうか?
片平:そうですね。20代の恋愛や、幼少期から10代までに抱えていた親との愛情問題を振り返ると、私はずっと安心感を持てなかったんです。恋愛に限らず、人と対峙することにおいて、常に不安定で自己否定感がすごく強かったから、恋愛もそんなにうまくいかなった。だけど、自分なりに愛の旅を進んでいくなかで、だんだん“あ、これが原因か!” “こいつが傷だったのか!”って見えてきて。

──原因が見えてからは、自分を愛せるように?
片平:完全ではないですけど、それまでよりは上手に自分と向き合って、自分を愛せているのかなと思います。自分の機嫌取りを頑張って、今はとってもすっきりした気持ちです。
──素敵ですね。
片平:人によっては、この曲を聴いて“里菜ちゃん、また失恋したのかな”とか“苦しそうだな”と思うかもしれないんですが、私のなかではとても前向きな曲だと思っていて。自分の中の不安感や恐怖感みたいなものを全部抱きしめて、“大丈夫、All right”って歩き出しているイメージです。
──そんな大切な曲は、浜田将充さん(B)、高橋飛夢さん(G)、マコトU.S.Aさん(Dr)と共に作り上げたシンプルなバンドサウンドになっています。
片平:ここ数年ずっと弾き語りツアーをしていたんですが、去年の夏、久しぶりに“片平里菜バンド”を組んで、バンドでワンマンツアーを回ったんです。それがすごく楽しくて。高橋飛夢さんとマコトU.S.Aさんは、THOMAS MARQUARDTというバンドをやられているのですが、お二人のライブを見たときに、自分の声が埋もれずにバンドをやっている絵が浮かんで、“この中で歌いたい”と思ってお願いしました。浜田将充さんは Idol PunchやLEARNER BOYSのベーシストで、すごくバンドマンっぽい方。ハマさんがいるだけでバンド感が出るみたいな。その三人のバランスが良いなと思っていたので、「愛するたびに」のレコーディングも一緒にやってほしいとお願いしました。無駄を削いだシンプルなアレンジだけど、曲の最後はちょっとだけゴスペル調になって、クラップも入って、ハッピーに終わっていくという素晴らしい曲になりました。このメンバーでレコーディングができてよかったです。

──バンドとのレコーディングや曲作りというと、2曲目「そんな夜を」は札幌在住バンドのBENBEと制作したそうですね。その経緯を教えてください。
片平:一時期、東京で曲が全然書けなくなっちゃって。去年9月に「夏の祈りのなかで」という曲を作ったんですけど、それはツアー<風の吹くまま>最終公演で沖縄に行って、6月23日の慰霊の日を沖縄で過ごす中で言葉を紡いで作った曲だったんですね。で、“東京で曲ができないなら、いろんな土地で曲を作るのもアリだな”と。BENBEというアイリッシュサウンドのバンドは札幌に行くたびに対バンしてもらっていて。大好きだし、彼らのサウンドは片平里菜との親和性も高いから、一緒に曲を作ったら面白いかなと思ってオファーしました。
──曲作りはどのように?
片平:BENBEの皆さんには「とりあえず札幌に行きますね」と言って、1週間以上札幌に滞在したんじゃないかな。狸小路という音楽好きの呑兵衛がいっぱいいる場所があって、結局は毎日そこで飲んで終わったんですけど(笑)。だけどその期間が自分にとってとてもよくて。“札幌の音楽仲間たちには、こんなに平和な夜があるんだ”と感じたので、それをそのまま曲にしました。曲は札幌のホテルでひとりで作って(笑)。
──東京では曲ができなかった理由が、なんだか少しわかるような気がします。
片平:デビュー曲「夏の夜」もそうですけど、私には眠れない夜が多々あって。札幌の深夜12時から4時くらいの、夜から朝に移り変わるグラデーションの中を生きる人たちと一緒にいることが、私にとって救いだった。そんな夜を曲にできてよかったです。

──BENBEのメンバーとはどのような作業をされたのでしょうか?
片平:それだけで滞在期間が終わってしまったので、東京に帰ってから、BENBEに曲を渡してアレンジしてもらいました。間違いないアレンジが上がってくることがわかっていたので。
──“BENBEと作ろう”と思った時点で、ある意味、この曲は完成だったのかもしれないですね。片平さんの中から出るものは普段とは違いました?
片平:違いましたね。その頃は自分に飽きていたというか、自分らしさを一回壊したいと思っていた時期だったんです。だから片平里菜らしさを一旦置いて作りました。BENBEを知っている人からすると“BENBEっぽい曲だな”と思うかもしれない。それくらい作り方を変えましたし、それが私的にはバッチリでした。それこそ、タイトル曲の「愛するたびに」は札幌から帰ってきてから、東京で作ったものなんですよ。
──そう考えると、本当に札幌に行ってよかったですね。
片平:はい。自分を一回壊したからこそ、取り戻すことができたものもあったのかな。必要な過程だったんだろうなと思います。

──3曲目の「うたのふるさと」は、冒頭で「その土地土地に根付いている音楽の魅力を知ることができた」とおっしゃっていた通り、全国の民謡の囃子詞(はやしことば)を採り入れた楽曲ですね。
片平:民謡は本当にたくさんあるので、私に所縁のある土地の民謡の囃子詞をピックアップして。その土地土地の民謡の歌い回しや音階を模倣しているわけではないんですが、自分の作ったフォークソングに乗せて、民謡の囃子詞を取り入れるという形で作りました。最初の“えんやーこーらー”は全国どこにもある囃子詞で、“いーやーさーさー”は沖縄、“あーえんやーやっさー”は能登半島の砂取節。“なーはーはー”は私の地元・いわきの念仏踊りから取りました。いわきじゃんがら念仏踊りは死者への思いを込めた念仏なんですが、“なはは”って笑うんです。“命がある人は笑いましょう”という思いがこもっていて。それもすごく素敵だなと思ったので入れました。
──じゃんがら念仏踊りは小さい頃から馴染みのあるものだったんですか?
片平:実はそうではなくて。いわきはお母さんの地元だったので、お盆には必ず帰っていたし、聴いていてもおかしくないはずなのに、小さい頃は見たことも聞いたこともなくて。いわきじゃんがら念仏踊りを初めて体感したのは、震災後。毎年3月10日〜11日にタテタカコさんが福島でイベント<ASYLUM>をやっていて、いわきじゃんがら念仏踊りのチームが演舞されるんですね。そこで初めて見たんですが、すごくカッコ良くて。沖縄のエイサーのルーツになっているという話もあって、素敵な文化だから続いてほしいなという思いも込めています。

■一緒に過ごしてくれていた人たちの
■気持ちも抱きしめたいと思っています
──そして4曲目が弾き語りによる「女の子は泣かない room ver.」です。
片平:「女の子は泣かない」は当初収録する予定はなかったんですが、タイトル曲「愛するたびに」の“過去の恋愛を抱きしめる”というメッセージにマッチすると思って入れることにしました。当時、「女の子は泣かない」(2014年1月発表2ndシングル)を聴いて私の音楽に興味を持ってくれた同世代の女の子たちは、今30代になっていて。もしかしたら結婚して子育中で、ライブに行きたいけど行けないかもしない。そういう子たちにもまた聴いてもらいたい作品になったので、「女の子は泣かない」の弾き語りを入れることにしました。
──タイトル通り、部屋で弾き語っているような響きに言葉が刺さります。これら4曲のサウンド的な幅広さは制作当初から狙っていたものでしょうか。片平里菜バンドによる「愛するたびに」の音数の少ないシンプルなサウンド、「そんな夜を」のBENBEによるアコーディオンとギターの響きを活かしたサウンド、民謡音階によるフォーキーな「うたのふるさと」、そして弾き語り一発録りの「女の子は泣かない room ver.」とバリエーション豊かです。
片平:それは考えていたのかな。聴く人が飽きないように。バリエーションはあったほうがいいなとは思いつつも、今の自分がやりたいサウンド感みたいなものを投影できたと思います。

──楽曲アレンジの部分ですよね。
片平:そうですね。たとえば、以前は編曲の方がアレンジしてくれた衣装を私が着るみたいな感じだったのかもしれない。着せられていたっていうと言い過ぎですけど、今は自分で選んで着ているっていう感覚が強いですね。
──「愛するたびに」「そんな夜を」はそれぞれ異なるバンドと作ったわけですが、片平さんの中で完成形のイメージはあったんでしょうか。
片平:作曲段階でなんとなくのイメージは持ってましたね。音のすき間の多い曲がやりたかったんです。ヒットチャートを見れば、“音で埋めたいし、どんどん展開させたいし、音に強さをもたせたい”ような曲が多い。それも素晴らしいけど、その逆をやりたかった、すごく。だから歌い方も、今回初めてここまで弱くエアリーに歌いました。……なんでですかね、そういうモードというか(笑)。
──だから何度も繰り返し聴きたくなるんでしょうね。音が心地よいから。
片平:心地よいという言葉、すごくうれしいです。
──全4曲入りのシングルが出来上がってみて、ご自身ではどんな作品になったと思いますか?
片平:4曲とも今の自分自身を歌っていますし、これまでの私自身も抱きしめることができているんじゃないかなと思います。

──「女の子は泣かない」を収録したこともそうですが、今の片平さんは、改めて過去の曲を愛してあげられているように感じます。
片平:そうかもしれないです。求められるものを必死に曲にして頑張って歌っていた時期もありましたし、そういう中で、もちろん自分という軸をもちながらも、どこかで“自分らしくない”と思って敬遠していた曲たちもいっぱいあって。だけど、その曲たちを私以上に愛してくれているファンの人たちがいる。そう考えると、自分で作った曲なのに愛せていなかった曲のことも愛したいし、それをお守りのように大事に聴いて一緒に過ごしてくれていた人たちの気持ちも抱きしめたい、そう思っています。
──このシングルを掲げて、4月18日の沖縄・那覇Sound M’sを皮切りに、8月8日の福島・郡山Hip Shot Japanまで、全25公演をまわる全国ツアー<“愛するたびに” Release TOUR 2026>が開催されます。
片平:ファイナルシリーズ4公演のうち、大阪、名古屋、東京公演はトリオのバンド編成です。最終日の地元・福島公演はデビュー13周年を記念した弾き語りライブを行います。ぜひ皆さんに来てほしいですね。
取材・文◎小林千絵
撮影◎石井麻木

■10thシングル「愛するたびに」
2026年4月1日(水)リリース
BCH-0007 1,980円(税込)
※数量限定盤
▼CD収録曲
1.愛するたびに
2.そんな夜を
3.うたのふるさと
4.女の子は泣かない room ver. 2026


■<片平里菜 “愛するたびに” Release TOUR 2026>
4月18日(土) 沖縄・那覇Sound M’s
w/ abukutatta, Etranger
4月19日(日) 沖縄・コザCROSSOVER CAFE 614
w/ abukutatta, Etranger
4月21日(火) 神奈川・横浜F.A.D
w/ ホリエアツシ (ストレイテナー)
5月07日(木) 石川・金沢vanvanV4
w/ 片桐(Hakubi)
5月23日(土) 熊本 NAVARO
w/ 関取花
5月24日(日) 鹿児島 Live HEAVEN
w/ 関取花
5月26日(火) 福岡 LIVE HOUSE OP’s
w/ Predawn
5月28日(木) 広島 ALMIGHTY
w/ 花男
5月30日(土) 山口・周南LIVE rise SHUNAN
w/ 花男
5月31日(日) 島根・出雲APOLLO
w/ 花男
6月02日(火) 兵庫・神戸VARIT.
w/ 林萌々子(Hump Back)
6月03日(水) 京都 LIVE HOUSE GATTACA
w/ ザ・バクマイズ
6月09日(火) 愛知・安城rock bar Neverland
w/ BENBE(Vo, G, Accordion)
6月12日(金) 埼玉・越谷EASYGOINGS
w/ BENBE(Vo, G, Accordion)
6月30日(火) 宮城・仙台ROCKATERIA
w/ おおはた雄一
7月01日(水) 岩手・盛岡the five morioka
7月03日(金) 茨城・水戸LIGHT HOUSE
7月04日(土) 栃木・宇都宮HEAVEN’S ROCK VJ-4
7月07日(火) 千葉 LOOK
7月19日(日) 北海道・札幌KLUB COUNTER ACTION
7月20日(月/祝)北海道・旭川CASINO DRIVE
【FINALシリーズ】
7月23日(木) 大阪・心斎橋Music Club JANUS
open18:00 / start19:00
出演:片平里菜TRIO / 対バン有り
前売:5,000円(ドリンク代別)
●e+先着先行販売
受付期間:3/21(土)10:00〜4/22(水)23:59
受付URL:https://eplus.jp/katahirarina-tno/
●ぴあ先着先行販売:https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2609174&rlsCd=002
●Lコード:57236
主催:サウンドクリエーター 企画制作:BUCHI.RECORDS
7月25日(土)名古屋TOKUZO
open17:00 / start18:00
出演:片平里菜TRIO / 対バン有り
前売 5,000円(ドリンク代別)
●e+先着先行販売
受付期間:3/21(土)10:00〜4/22(水)23:59
受付URL:https://eplus.jp/katahirarina-tno/
●ぴあ先着先行販売:https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2609174&rlsCd=002
●Lコード:57236
主催:TOKUZO 企画制作:BUCHI.RECORDS
7月30日(木) 東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGE
open18:00 / start19:00
出演:片平里菜TRIO / 対バン有り
前売:5,000円(ドリンク代別)
●e+最速先行販売
受付期間:3/7(土)10:00〜4/22(水)23:59
受付URL:https://eplus.jp/katahirarina-tno/
主催:duo MUSIC EXCHANGE 企画制作:BUCHI.RECORDS
8月08日(土) 福島・郡山Hip Shot Japan
open17:00 / start18:00
出演:片平里菜(弾き語り) / 対バン有り
前売:4,000円(ドリンク代別)
●e+最速先行販売
受付期間:3/7(土)10:00〜4/22(水)23:59
受付URL:https://eplus.jp/katahirarina-tno/
主催:郡山Hip Shot Japan 企画制作:BUCHI.RECORDS

■アナログレコード「ロックバンドがやってきた」
2026年3月21日(土)リリース
片平里菜 通販サイトおよびライブ会場にて販売
https://katahirarina.base.shop
【アナログレコード(7inch)】
BCH-0006 2,500円(税別) 2,750円(税込)
▼収録曲
「ロックバンドがやってきた」
「風の吹くまま」
関連リンク
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