ヤングなでしこがインドを下し、大会白星スタートを飾った。(C)AFC

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 U-20日本女子代表は現地4月2日、タイで開催されているU-20女子アジアカップのグループステージ第1節でインドと対戦し、6−0の大勝。2大会ぶりのアジア制覇を狙うヤングなでしこが、圧巻のスタートを切った一方で、敗れたインド側からもさまざまな反響が寄せられている。

 試合は立ち上がりから日本が主導権を握った。12分、福島望愛のFKからオウンゴールを誘発して先制すると、後半はゴールラッシュ。54分の木村未来のゴールで勢いに乗り、その3分後に福島が追加点。75分には田子夏海が見事なターンから強烈な一撃を突き刺し、81分に松永未夢、87分にも本田悠良がネットを揺らして、終わってみれば6発快勝となった。

 ただ、スコアとは裏腹に、インドのファンは試合内容を冷静に受け止めているようだ。SNS上では「日本はやはりサッカー界の強豪国だ」「学びが多い試合だった」といった声が上がり、アジア屈指の実力を誇る相手へのリスペクトが目立った。
 
 また、「厳しい結果となったが、信念は変わらない」「大丈夫だよ、予想以上に良かった」と前向きな意見も多く、「最近の日本女子チームとの対戦と比較すれば、より良いパフォーマンスだった」と一定の手応えを感じるコメントも見られた。

 特に評価されていたのは前半の戦いぶりだ。「前半は好調だったが、後半は失速してしまった」「アジアの強豪と互角の戦いを繰り広げた前半は素晴らしかった」「我々は自信を持つべきだ」といった声からは、0−1で食らいついた45分間をポジティブに捉えている様子がうかがえる。

 一方で課題にも言及されており、「我々は明らかにフィジカルが足りない」といった分析や、「まるでインド対ブータン。日本サッカー界において我々はブータンのような存在だ」と、実力差を痛感する厳しい声もあった。

 大敗を喫しながらも、悲観一色ではなく、収穫と課題の両面を見つめたインドのファン。ヤングなでしこの強さを認めつつ、自国の成長に期待を寄せる反応が印象的だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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