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 ◇大相撲春場所千秋楽(2026年3月22日 エディオンアリーナ大阪)

 14日目に23年九州場所以来14場所ぶり3度目の優勝を決めた関脇・霧島(29=音羽山部屋)は、初の殊勲賞を獲得した。

 場所後の大関復帰が確実となった。日本相撲協会審判部が昇進を諮る臨時理事会の開催を要請し、受諾された。25日にも、12場所ぶりの大関返り咲きとなる。「頑張るしかない。目標に届くまで頑張っていきたい」と力を込めた。

 20代最後の場所は2連敗で終え、悔しそうな表情を見せた。「昨日負けていたので、自分の相撲を取って、最後の一番を来場所につなげようと思った」と立ち合いから頭で当たったが、大関・琴桜(28=佐渡ケ嶽部屋)に右上手を許し、最後は押し出された。「負けは負け。ここで勝って締めたいと思った」と振り返った。

 表彰式後の支度部屋では家族らと念願の万歳。「できて良かった。息子は泣いちゃったけど」と笑った。ホラン夫人(29)は「非常にうれしい気持ちでいっぱい。また戻ると信じていた」と話し、何度も万歳の練習をしてきた6歳の長女アヤゴーちゃんも「楽しかったー!」と喜んだ。

 雨中の優勝パレードでは「(はかまが)濡れちゃうから」と異例の締め込み姿でオープンカーに乗車。「初めて。寒かった」と無邪気な笑みを浮かべ、足取り軽やかだった。