JRT四国放送

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もうすぐ4月、新生活が始まる人も多いのではないでしょうか。

そんな中、2月ひと足早く徳島で新生活を始めた女性が、独立リーグの徳島インディゴソックスにいます。

新社会人として奮闘する姿や、球団への想いに迫りました。

球春到来。

世間がWBCで沸く中、徳島インディゴソックスでは、3月28日の開幕戦に向けチームづくりが本格化しています。

独立リーグ日本一奪還と14年連続ドラフト指名を掲げるチーム、そこへ、この春期待の新戦力が加わりました。

(徳島インディゴソックス新入職員・大仲菜奈さん)
「邪魔にならないように、今日のまとめ動画用に横から撮らせてもらえたら」

球団の新人職員、大仲菜奈さん22歳。

大阪体育大学をこの春卒業し、インディゴの球団職員になります。

今は卒業見込みとして、2月からチーム始動とともに働き始めました。

(徳島インディゴソックス新入職員・大仲菜奈さん)
「日々、勉強勉強の毎日を送っている感じ」
「全員が少数精鋭で、1つの目標に向かって突き進んでいるのがすごい魅力的」
「大きいチームもたくさんあったが、自分もその一員になりたい想いが強かった」

大仲さんの1日に密着しました。

この日は、三好市での春季キャンプ初日。

市役所では歓迎セレモニーがおこなわれました。

(徳島インディゴソックス新入社員・大仲菜奈さん)
「ここですよね、締めるところ」

大仲さんの肩書はクリエイティブプランナー。

主に動画や写真を撮影し、SNSやYouTubeで情報発信をおこなっています。

まだ始めて1か月。

慣れないことだらけです。

(徳島インディゴソックス新入社員・大仲菜奈さん)
「入んない」

ついていくのに精一杯。

(先輩職員)
「はやく、はやく」

(徳島インディゴソックス新入職員・大仲菜奈さん)
「すいません通ります」

(徳島インディゴソックス新入職員・大仲菜奈さん)
「去年の動画見て予習してきたが、でもリアルタイムで始まったら全然わからなくて、ちょっとバタバタしています」

続いて向かったのは池田総合体育館。

ここで、子ども向けの野球体験会がおこなわれます。

(先輩職員)
「上からバナーを垂らしてほしい」

球団職員は5人しかおらず、広報やスケジュール管理のほか、イベント会場設営や進行などすべてが業務に含まれます。

(徳島インディゴソックス新入職員・大仲菜奈さん)
「これ伸びてます?」

(先輩職員)
「伸びてる」
「幼稚園が入ってきたら、どこですかと聞いて振り分けてください」

多くの人が動くイベントを滞りなく進めるため、段取りは入念に確認していきます。

❝三好市内の子どもたちを招いた野球体験会❞

体験会が始まれば動画の撮影です。

休む間はありません。

(徳島インディゴソックス新入職員・大仲菜奈さん)
「徳島の道、まだ全然わからない」
「もともと大阪出身だが、(大阪)よりも交通量が多くて混むので、毎日何時に家出たらいいかわからない」

大阪、堺市出身の野球一家で育った大仲さん。

高校時代は野球部のマネージャーを務め、大学では女子野球部でもプレー。

野球漬けの日々を送りました。

その折、インディゴソックスでおこなっているリモートでのインターン制度に参加。

3年春から2年間、イベント企画などでチーム運営に携わり、スポーツチームで働くという夢を膨らませていました。

(徳島インディゴソックス新入職員・大仲菜奈さん)
「大きい企業の就職活動と迷ったが、自分のやりたいことをできるのがすごい良い」

(徳島インディゴソックス新入職員・大仲菜奈さん)
「とり方ですか」

(徳島インディゴソックス・南啓介 社長)
「ここで湯切りをしながら」

夢のため、単身徳島に乗り込んだ彼女に、南社長は太鼓判を押します。

(徳島インディゴソックス・南啓介 社長)
「根性ある子と思う。もう即戦力」

とはいえ、まだまだ勉強中の1年目、手探りの日々です。

練習の撮影中にもトラブルが。

(徳島インディゴソックス新入職員・大仲菜奈さん)
「充電がない」

(徳島インディゴソックス・南啓介 社長)
「ついてる」

(徳島インディゴソックス新入職員・大仲菜奈さん)
「ついてるけど弱い、ヤバい」

撮影しすぎて、撮影用スマホが充電切れのピンチ。

(徳島インディゴソックス・南啓介 社長)
「貸してあげようか」

社長の手助けでなんとか、しのぎきりました。

(徳島インディゴソックス・南啓介 社長)
「レッツゴー」
「仕事も大事だけど人として人気者になってほしい。大仲さんを見に行こうって思って球場に足を運んでもらうのもひとつ」
「人対人のビジネスなので、そういうところを彼女に大いに期待したい」

(徳島インディゴソックス新入職員・大仲菜奈さん)
「自分の一番の目標は、球団と地域を繋げるような存在になりたい、もっともっと徳島に根付いたチームにしていきたい」
「どうやったら良いものを届けられるかを考えるのを止めないように、日々ファンの気持ちとかそこを考えながら仕事していきたい」

徳島インディゴソックス新人職員、大仲菜奈さん。

彼女の笑顔が、球団の新たな魅力となる日はすぐに訪れそうです。

インディゴソックスは3月28日、徳島市で開幕戦を迎えます。

大仲さんの仕事ぶりにも注目しても面白いかもしれませんね。