【10年前の今日】火星に10年。黙々と進む、キュリオシティ
この記事は「ギズモード・タイムマシン」──すこし前の今日って、何があったんだろう?未来から観察してみたら、懐かしさだけでなく、意外な発見だってあるかもしれません。
本日のテックな答え合わせ
予言的中度:★
ロストテクノロジー度:★★
再評価度:★★★★★
2015年12月15日、「火星のスナバ。探査機キュリオシティ、前人未踏の砂丘へ」という記事を載せました。
当時はキュリオシティが火星に着陸してから約3年。岩肌の調査を経て、タイヤが埋まるリスクもある未知の「砂丘」へと足を踏み入れたというニュースでした。あれから10年が経った今も、キュリオシティは探査を継続しています。
2025年2月には軌道上からキュリオシティとそのタイヤ跡の写真が撮影されました。10年の間、火星の地を進み続けているであろう足跡はぽつんとしていてどこか哀愁と孤独を感じさせます。私たちが地球で暮らしているこの瞬間も、数億キロ離れた赤い大地で、ロボットがたった一台、黙々と砂を踏みしめて進んでいるんです。
キュリオシティが送ってくれた砂丘の写真は、風で作られたであろう美しさを感じられるものも。 遥か彼方で続くその果てしない旅路に、少しだけ想いを馳せてみませんか。
今日の記事:火星のスナバ。探査機キュリオシティ、前人未踏の砂丘へ
掲載日:2015年12月15日
著者:George Dvorsky - Gizmodo US[原文](miho)
(以下、元記事を再編集のうえ掲載します)
かなりサラサラです。
NASAの火星探査機キュリオシティは、まだロボットすら入ったことのない未知の領域に足を踏み入れました。それは、火星の砂丘です。
キュリオシティは現在、火星のシャープ山の北西側面の「バグノルド砂丘」というエリアを探査中です。ロボット探査機が火星の砂丘をこれほど間近に調査するのは、史上初めてなんです。
上の画像は、火星の砂を超クローズアップで撮影したものです。砂丘表面の砂粒は粗く、より下の層は細かくなっているようです。
マストカメラで撮影したこちらの画像では、キュリオシティのタイヤの跡がはっきり見えています。日付は11月27日です。砂丘の表面が波打っていて、砂がとてもサラサラしているようです。NASAによればこの砂丘は、1年で最大1ヤードまたは1メートルずつ移動しているそうです。
こちらの画像では、大きな砂丘近くの砂床の粒が見えます。この部分の大きさは3.3 x 2.5cmで、キュリオシティのMars Hand Lens Imager(MAHLI)で撮りました。NASAいわく、「車輪が通ったことで砂の内側が見え、表面より細かい砂粒があるのがわかる。日光は左から照っている。」
最後に、こちらの美しい砂丘の姿を。
『デューン/砂の惑星』を書いたフランク・ハーバートも、今頃喜んでいるのではないでしょうか。
source: NASA JPL

