義母と義姉【知られざる関係性】味方に見えたのに…「正直、思うところはある」告白した義姉の思い【ママリ】

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この作品は、主人公・美和が夫・蒼佑とともに、家族を困らせる義母と対峙する話を描いています。『寄生系義母と決別した話』第6話をごらんください。

結婚後に悩んでいた義母との関係に一つの区切りがついたあと、ついに義姉との初対面に臨むことになった美和。電話口では強い口調で義母への対応を咎めてきた義姉ですが、実際に会うと印象が大きく違う人だったようです。

厳しいイメージがある義姉に会う緊張感

「本当に、行くしかない?」

私は、蒼佑さんに何度もそう尋ねた。

「もう一度、ちゃんと話し合いたい」

蒼佑さんはそう言って、私の手を引いた。義姉の住む県へ向かう途中には景色がきれいな観光地もあり気分転換できた。

しかし、義姉に会うと思うと緊張してしまう。

予想外に明るく親切だった義姉

義姉宅に着くと、義姉は笑顔で私たちを迎えてくれた。

「よく来たわね。美和さん」

義姉は、以前電話で話した印象とは違い、明るく親切な人だった。私たちは子育てのこと、仕事のことなど、他愛もない話をすることができた。しかし、やはり義母の話は避けて通れない。

「お母さん、元気にしてるのかしら?」

義姉は近ごろ、義母から連絡がこなくなったという。貸した金を返すよう伝えたところ、臍を曲げて連絡をよこさなくなったというのだ。

「ええ。でも、また仕事を辞めたみたいで…」

私は、義母が仕事を辞めたことを伝えた。

「本当に、困った人だわ」

義姉は、そう言ってため息をついた。

意を決して聞いた、義姉から義母への気持ち

「あの…お義姉さんは、お義母さんのことを、どう思っているんですか?」

私が尋ねると義姉は考え込み、ゆっくりと口を開いた。

「正直、私も色々と思うところはあるわ。でも、やっぱり母親だから…」

義姉は、少しだけ寂しそうな顔をした。義姉は私の質問を機に、義母の過去について話し始めた。その内容は蒼佑さんに聞いていたことよりもさらに深い内容だった。蒼佑さんや義姉が母親に対してどんな感情を持っているのか、そして今後どう付き合うべきなのか―――。

生い立ちから、義姉から義母への複雑な感情が伝わってきた。親子だからこそ完全に縁を切れない中で悩む、義姉の思いは言葉にできないほどだろう。

あとがき:母親を心底見捨てることはできない義姉のつらさ

義母の行動に困り果てながらも、心の底では切り捨てることができない義姉。自らもシングルマザーでありながら義母に金銭面で頼られてしまい、誰にも言わない期間はとてもつらかったことでしょう。

親族だからこその悩みは、大人になって家庭を持つと余計に複雑化して、対応に困りますよね。家族以外の友人・知人に悩みを打ち明けにくい点でもつらいものだと推測できます。

寄生する義母との交流から、家族の距離感を考える作品

Ⓒママリ

この作品は、ママリユーザーの体験談から再編した作品です。26歳で妊娠・結婚をした美和は、夫・蒼佑の母である義母の言動に翻ろうされます。周囲の気持ちを考えず、自分の要求だけを通す義母は、もはや家族に寄生する存在でした。

最初は言いたいことも言えず我慢するばかりだった美和と蒼佑ですが、他の家族との対話も進める中で義母との向き合い方や距離の取り方を考えていきます。そしてたどり着いたのは、自分たちなりの家族の形でした。

『寄生系義母と決別した話』は、それぞれの家族の中にある悩みに向き合いつつ、家族ひとりひとりが穏やかに暮らせる家族の形を作っていく過程について考えさせられるお話です。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

記事作成: ママリ編集部

(配信元: ママリ