放流されたシノノメサカタザメ(鯊魚黒幇提供)

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(台東中央社)東部・台東県に住む男性が8日、地元の魚市場で国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧種レッドリストに登録されている生きたシノノメサカタザメを見つけ、購入した上で海に放流する出来事があった。

市場の関係者によると、このシノノメサカタザメは同県成功鎮新港漁港の漁船が成功沖の太平洋で捕まえたもので、体長約1メートル、体重36キロだったという。行政院(内閣)農業委員会水産試験所東部海洋生物研究センター(台東県)の何源興主任は、台湾近海でたまに捕獲されるものの、数は多くないと説明する。

購入したのは魚の販売を手がける陳文栄さん。8年ほど前にも同漁港で生きたシノノメサカタザメを見つけ、東部海洋生物研究センターを通じて海洋生物博物館(南部・屏東県)に送ったと語った。

「全ての魚を殺して食べるわけじゃない」と話す陳さん。この日購入したシノノメサカタザメは元気だったのでうれしかったとし、安定した状態になるのを待って放流したと語った。

(盧太城/編集:齊藤啓介)