みずみずしい旬のフルーツといえば「桃」。

この時期はスーパーに行けば目にしますが、お値段的に気軽に手が伸びない場合も......。

実は、店内のほぼ全ての商品が100円(税別)で揃う「ローソンストア100」にも、今の時期、桃が並んでいます。1玉100円台で手に入るお得さと美味しさで、SNS上には好評の声があがっています。※産地や大きさ、販売エリアによって価格は変わります。

フルーツの中では桃が一番好きな東京バーゲンマニアの記者は、気になり探しにいきました。

2個買っても324円だった

桃は、もちろん産地や種類によって価格はさまざまですが、2玉パックでおおよそ500円前後が相場といったところでしょうか。

昨年の情報ですが、今と同じ7月下旬、スーパー「ライフ」の都内の店舗では、福島県産中玉サイズの桃が1玉278円、中玉サイズ2玉入りが518円で販売されていました。

2022年7月下旬に都内のローソンストア100店舗に行ってみると、確かに桃が売られていました。その店舗では、すべて1個売りでした。

左から山梨県産、福島県産

袋に産地が明記されていて、よく見ると山梨県産と福島県産の名前が。どちらも日本有数の桃の産地として有名ですね。

せっかくなので、ひとつずつ購入。価格は両方1玉162円。2個買っても324円です。

ちなみに記者の自宅近くのスーパーでは、同時期に山梨県産の桃(中玉程度)が2玉パック税抜798円で売られていたので、安く手に入ってラッキーでした。

ただし、ローソン100の桃は、スーパーでよく見かける中玉程度のものと比べて、サイズはやや小ぶりです。

しかしながら食べた人の感想は上々。

「甘くて大変美味しかった」「スーパーで買った高い桃より美味しかった」「予想外に美味しくてびっくり」「小ぶりだけどとても美味しくて、毎年ここでばかり買っている」などの口コミも寄せられています。

このまま冷たく冷やして食べたいところですが、今回はローソンストア100の公式サイト上に載っていた「桃の美味しい食べ方」を参考にしました。

それによると、ポイントは「冷蔵庫で冷やし過ぎないこと」。冷えすぎると甘味を感じにくくなるそうで、「食べる直前に、冷蔵庫や氷水で冷やすのがオススメ」としています。

記者もそれにならい、食べる前に40分ほど冷蔵庫で冷やしました。

福島県産と山梨県産食べ比べ

まずは福島県産の桃から。

皮の色は全体的に濃いめの桃色。

ちょうど熟していた頃だったのか、皮をむいてカットする段階で、果汁がしたたるほどジューシー。

果肉は全体的にホワイトというよりも、ところどころ桃色の斑点のような模様がみられます。

食べてみると、みずみずしくてとても甘いです。水分を含んでいて、口いっぱいに桃の爽やかな味わいが広がりました。

続いて、山梨県産の桃。こちらも皮はきれいな桃色です。

さっき食べた福島県産と比べると、実はまだかため。

全体的にクリーム系のきれいな果肉です。食べてみると、食感はこりっとしています。甘みは少し控えめ。ただ、みずみずしさはしっかりあり、口に入れると桃の香りがふんわりときて、あっさりとした上品な風味でした。

どちらも個人的には、100円台にしてはじゅうぶんなおいしさだと思いました。産地や大きさ、販売エリアによって価格は変わりますが、お手頃価格で白桃が食べられるのはいいですよね。お店で見かけたら試してみて。