細身の体でバリバリ活躍する5名

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大きな筋肉を持つ選手たちが増えてきた昨今のサッカー界。

中には別のスポーツの選手に見える者も多いが、今回はそもそもスポーツ選手にすら見えない細身の選手たちを見ていきたい。

マルセロ・ブロゾヴィッチ

所属クラブ:インテル(イタリア)

スクデットこそ逃したものの、2021-22シーズンはインテルのコッパ・イタリア優勝に大きく貢献したブロゾヴィッチ。

豊富な運動量でチームの中盤を支えているが、その体格はサッカー選手としては比較的華奢であり、むしろマラソン選手のようである。

ただ食の方は全く細くないようで、2018年のW杯中には好物のサラミを山ほど食べていたことをクロアチア代表の同僚であるロヴレンに暴露されている。

それでもコンディションに変化はなく、90分間走り続けることができたようだ。

リヤド・マフレズ

所属クラブ:マンチェスター・シティ(イングランド)

今季はシティのプレミア連覇に貢献したマフレズ。細身の選手であり、過去にペップからは“脚に筋肉がないから怪我しようがないね”とまで言われていた。

本人曰く、少年時代は食を忘れるほどストリートサッカーに熱中し、常にボールと生活していたとのこと。ただ、その体格や身体能力を周囲に疑問視され、当初はなかなかプロになれずにいたそうだ。

それでも日々ストリートで磨いたテクニックはレスターで実を結び、プレミアリーグでタイトルを勝ち取るまでに至った。

トーマス・ミュラー

所属クラブ:バイエルン(ドイツ)

バイエルンのベテランアタッカー、ミュラー。今季もアシストを量産し、自身にとっては11度目のブンデスリーガ優勝を勝ち取った。

一時は離れたドイツ代表においても、変わらず活躍を続けている。とはいえ元々派手なテクニックや驚異的な身体能力を持つ選手ではなく、体型もやや細めである。

過去にはキャプテンマークのサイズが腕周りに合わず、試合途中にテープで固定していたこともあった。曰く、“まだ自分の腕のサイズに合うモデルがない”のだそう。

ベン・ホワイト

所属クラブ:アーセナル(イングランド)

今季からアーセナルへ加入したベン・ホワイト。サッカー選手の中ではやや異質の存在であり、プレー以外ではサッカーそのものにすら特に興味がないという。

体格もセンターバックとしては小柄かつ細身であり、その風貌はむしろボーイズグループのメンバーに近いような気もする。幼い頃は病弱だったそうで、家族は彼が将来アスリートになるとは想像もつかなかったとのこと。

それでもその展開力を武器にプレミアでも活躍し始めると、イングランド代表に呼ばれるまでの選手へと成長した。

セルヒオ・ブスケツ

所属クラブ:バルセロナ(スペイン)

今やバルセロナ最古参となったブスケツ。上背がある一方、その体格はサッカー選手としては細身の部類に入る。

カンテラ出身者の多くがそうであるように、彼もまたかねてからプレースタイルをフィジカルに頼っていない選手の一人だ。だからこそ現在に至るまでそのパフォーマンスにも大きな衰えがなく、息は長い。

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33歳となった今季もリーグ戦36試合に出場し、若手の成長著しいスペイン代表においても依然として重要な存在となっている。