『バチェラー・ジャパン』シーズン4 想像の斜め上を行く恋愛テクニックに驚愕 - 放送作家の徹夜は2日まで

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※この記事は2021年12月22日にBLOGOSで公開されたものです

Amazon Prime Videoで配信中の婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』シリーズ。2021年は最新作となるシーズン4が配信され、ファンからは「過去一番の作品」と話題を呼んでいます。普段、恋愛リアリティショーは見ない筆者ですが、「どんなもんかな」と1話を見たところ大ハマリ。今回のコラムでは名シーン満載のシーズン4から個人的に好きなシーンを生々しくお伝えします。

放送作家のおおたけです。婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』の最新作シーズン4、みなさんはもうご覧になりましたでしょうか?このコラムを執筆している時点で、エピソード8まで配信され、あと2エピソードを残すだけとなっています。

正直、この手の恋愛リアリティショーは苦手なためスルーし続けていたのですが、前回のバチェロレッテから見始めた、バチェロレッテ新規勢です。

テラスハウスなど、他の恋愛リアリティショーを見ていないため比較はできませんが、『バチェラー・ジャパン』シーズンは、結婚相手を探すバチェラーを参加者の女性が奪い合う番組。女性陣はあの手この手で、バチェラーの気を引こうとします。

「バチェラーの気を引く方法を教えてください」という大喜利に女性陣が様々な解答を連発するようなもので、恋愛版『IPPONグランプリ』と言っても過言ではないでしょう。1人の男性を複数の女性が奪い合うという、現実ではなかなかあり得ないシチュエーションも相まって、想像もしていなかった解答が女性陣から次から次へと繰り出されます。

今回はその中から私がお見事!と唸った解答を紹介していきます。

『バチェラー・ジャパン』シーズン4は、実業家の黄皓さんを4代目のバチェラーに迎え、彼の結婚相手の座をめぐり複数の女性がアプローチを繰り返します。

ここから先はネタバレを含みますので、気になる方は本編を見てからお読みください。

想いの詰まったページを破って渡す「日記ちぎり」

大阪でパン教室の講師をしている休井美郷さんは、スタジオMCを務める今田耕司さん、藤森慎吾さん、指原莉乃さんからあざといと言われたキャラクターの1人です。

そんな休井さんがエピソード6で黄皓さんを魅了したテクニックが「日記ちぎり」。

今回の旅で日々高まっていくバチェラーへの想いを日記に綴っていた休井さん。

その日記の存在を、黄皓さんと2度目のツーショットデートで明らかにします。自分への想いが綴られた日記に笑みを浮かべる黄皓さんですが、休井さんはすべてのページを見せてはくれません。

休井「これ毎日日記書いてて。始まった時から。ずっと書いてるんやけど、見せへんけど」
黄皓「見せへんのかい!」
休井「見せへんけど。これ昨日の日記なんやけどさ、言いたいこと覚えられへんから、ちぎって渡そうと思って」

ちぎって渡す⁉︎そんな手紙の渡し方がかつてあったでしょうか。休井さんは想いの詰まった日記の中から(恐らく)インパクトのあるページを破いてバチェラーに渡していきます。これが日記ちぎりです。

普通に考えたら「あなたへの想いが詰まった日記があるんだけど…」などといって全部見せてもよさそうなものですが、あえてすべてを見せない。ちぎって渡すという演出を加えることで日記を見せることのインパクトが増しました。見事なIPPONです。

休井さんのテクニックはこれだけではありません。エピソード2でも見事な解答をみせてくれました。

船上でのグループデートのあと、黄皓さんが休井さんを指名して無人島へアフターツーショットデート。そこで行うのはお互いに真っ白なシャツを着て、絵の具を塗り合うドレスペイントでした。このオシャレでハイセンスなデートは一体誰が思いついたのでしょうか。

ここは2人の距離が縮まるシーズン4の名シーンの1つ。ドレスペイントも終盤に差し掛かった頃、黄皓さんが意中の相手にだけ渡すローズを後ろ手に持ち、彼女の背後へ。そしてそっと手を前に回しながらローズを渡します。予想してなかったのか、突然のローズに照れる彼女。

休井「うれしい!」
黄皓「もらってくれますか?」
休井「もらってくれる(笑)」

この瞬間、彼女は喜びのあまり後ろを振り返るのですが首を左右に動かすことはしません。なんと彼女はそのまま頭を90度後ろに傾け、空を仰ぐように黄皓さんの顔を見つめます。あっち向いてホイで「上」を向いている状態ですね。長身の黄皓さんの視点から見たことを想像するとどうでしょう。非日常の上目遣いを美女にされているわけです。これも間違いなくIPPONでしょう。

いきなり水着でプールにダイブ「これ水着なの~!」

続いての解答者は、パーソナルトレーナーの秋倉諒子さん。私が注目したのはエピソード1のカクテルパーティーでのワンシーン。会場は中央に大きなプールがある華やかな空間で、黄皓さんとモデルの嘉瀬美月さんがプールに足を入れながらツーショットトークを楽しんでいました。

他の女性陣からすれば、バチェラーを独占されているわけなので、なんとしてでも彼を振り向かせたいところ。そこで行動に移したのがパーソナルトレーナーの秋倉諒子さん。プールサイドに近づいたかと思ったら、そこから一気に服を着たままダイブ!これが彼女の解答です。

黄皓「うわ!マジ(笑)」
秋倉「早くきて~(笑)」
黄皓 ※下を向く(恐らく苦笑)
秋倉「これ水着なの!」
黄皓「この状態(スーツ)で行く?」

とにかくアピールしなければいけないというギリギリの状況で捻り出した水着ダイブというアピール方法。「これ水着なの!」とアピールしていますが、着ているものが水着かどうかは気になりません。突然のダイブに私は目が点でした。

このアピールについて秋倉さんは「なにか行動を起こさないとダメだと思って」と心境を語っています。これに対して黄皓さんの返事は…。

黄皓「もうちょっと焦らしておこうかな。あははははは」
秋倉「……じゃあここで待ってる(笑)」
黄皓「絶対行くって約束するから」

プールに入ることを約束した黄皓さんですが、秋倉さんの元へは行かず複数の女性陣が座っているところへ。「1人、姫を連れて行っていい?」と言いながら、セクシーな水着を着た林愛美さんを連れ出しツーショットタイム。プールに浮かぶ秋倉さんを待たせたまま、別の女性とトークを始めました。鬼です(笑)。

黄皓「ちょっとあまりにも水着が可愛すぎて。それ自分のデザインだよね?」
「そうです、自分でデザインしました」
黄皓「しかも目がいくね」

ここからキャンプしたいという話を挟んで…。

「キャンプデビューしたいんですけど、ワンちゃんがいるから」
黄皓「何犬飼ってるの?」
「ポメラニアン」
黄皓「俺もポメェ~」

ポメェ~じゃないよ!(笑)。秋倉さんが待ってるんだよ~!と思わずツッコミたくなってしまいましたが、参加女性からのアプローチに流されず、自分を貫かなければいけないバチェラーは大変です。

「おかわりは女の子からしなくない?」の名言が生まれた花びらキス

続いての解答者は、インフルエンサーの桑原茉萌さん。エピソード3で黄皓さんとツーショットデートをするシーンが印象的でした。2人でヘリコプターデートを楽しんだあと、タイのプーケット全体を見渡せる丘の上でお酒を飲みながらトークタイムに入ります。おしゃべりを楽しみいいムードになったところで黄皓さんがワインクーラーに挿してあった一輪のローズを彼女へ渡すのです。「息ができないくらいドキドキしました」と語る桑原さんは黄皓さんにこんなお返しをしました。

桑原「私からもちょっとしたお返しを返してもいいですか?じゃあ目をつぶっていただいてもよろしいですか?」
黄皓「目だけで大丈夫ですか?」
桑原「目だけでいいです。じゃあ…」

彼女はそういうと、黄皓さんから受け取ったローズの花びら一枚を右手に持ち、それを黄皓さんの唇に当てその上からキスをしたのです。

桑原「なんだ?」
黄皓「うーん。おかわりかね」
桑原「えっ(笑)なに(笑)」
黄皓「おかわり(笑)」
桑原「おかわり(笑)おかわりは女の子からしなくない?」
黄皓「そりゃそうだね」

まるで映画のワンシーン。「おかわりは女の子からしなくない?」というキラーフレーズが飛び出しました。もうこれはIPPONでしょう。このあとどうなったのかは、ぜひ本編をご覧ください。

婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』でしかあり得ないシチュエーションから飛び出た女性たちの恋愛IPPONグランプリ。いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介したもの以外にも、バチェラー・ジャパンだからこその駆け引きがつまっていますので、まだの方はぜひバチェラー・ジャパンシーズン4をご覧になってみてください。