金メダリスト救った河島ティヤナさん、「こちらこそ、ありがとうと言いたい。こんな体験は奇跡」
当時は8月4日のこと、パーチメント選手は準決勝に出場するため国立競技場に向かうバスを乗り間違えた。違うエリアの競泳会場で途方に暮れている姿を見て、タクシーを手配し、1万円を渡して国立競技場へのと送り出した。レースに間に合い、その後に優勝したパーチメント選手は金メダルを持って河島さんを訪ね、その様子をSNSで伝えたところ、その手助けが世界に世界に広がり、話題となった。
▼ 特別賞を受賞した、河島ティヤナさん

『毎日スポーツ人賞』より

『毎日スポーツ人賞』より
金メダリストの運命を変えた出来事。「ニュースになってから、たくさんの方から『ありがとう』って言ってもらえたり『スゴイ人だ』って言ってもらえたり、称賛の声をたくさん頂くのですが…私からすれば、こちらこそ、ありがとうと言いたいです。オリンピックが終わって1カ月、2カ月近くほど、毎日が驚きの連続でした。こんな体験ができるのは一生に一度あるかないか…本当に奇跡だと思っています」と今の心境を明かした。
「こちらこそ、ありがとうと言いたい」といつも思っているからか…「これからも(金メダリストを救ったことを)『聞きました』『見ました』と声をかけられたら、その度に、私も丁寧にお礼の気持ちを伝えていきたいと思います」という心掛けも表していた。
毎日新聞社主催の『毎日スポーツ人賞』は、本年度で29回目。スポーツのあらゆる分野で顕著な功績をあげた個人や団体を選び、表彰している。
河島さんの他には、東京五輪の卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷隼と伊藤美誠(ビデオ出演)がグランプリを受賞。ベストアスリート賞には、東京パラの女子マラソン視覚障害で金メダルを獲得した道下美里。新人賞は、五輪のスケートボード・女子ストリートで金メダルを獲得した西矢椛(ビデオ出演)。功労賞として、今年3月に逝去した柔道バルセロナ五輪金メダリストの古賀稔彦さんに贈られ、まな弟子で女子63キロ級五輪2連覇の谷本歩実さんが、代理として賞を受け取った。
また、東京パラの開会式において「片翼の小さな飛行機」を体全体を使ったパフォーマンスで表現し、注目を浴びた和合由依さんが文化賞を受賞した。
▼ (左から)河島ティヤナさん、和合由依さん、水谷隼、道下美里、谷本歩実さん

『毎日スポーツ人賞』より

『毎日スポーツ人賞』より
▼ 文化賞を受賞した、和合由依さん

『毎日スポーツ人賞』より

『毎日スポーツ人賞』より
