子どもへの教育が重要だということは国を問わず誰もが認めることであり、中国でも多くの親が関心を寄せる分野だ。しかし、どのように教育するかは国によって大きな違いがあるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 子どもへの教育が重要だということは国を問わず誰もが認めることであり、中国でも多くの親が関心を寄せる分野だ。しかし、どのように教育するかは国によって大きな違いがあるようだ。中国メディアの百家号はこのほど、日本と中国の家庭における教育方法の違いについて紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、中国で子どもを持つ親たちの苦労を紹介、「子どもが他人に負けないよう、中国の親たちは必死に努力している」とし、中国人の親は朝早くに起きて、子どものための朝食を作り、どれだけ忙しくても毎日学校に送り迎えをし、子どもの荷物は必ず持ってあげると紹介。そして、子どもが下校となれば学校に迎えに行き、仕事が終わって帰宅した後も子どもの宿題に夜遅くまで付き合うと伝えた。

 そして、中国で子を持つ親が子どもの学校や成績にここまで振り回されるのは、「過度に子どもに干渉するから」であり、つまり「中国の親が基本的に我が子を信頼していないからだ」と強調。信頼していないから子どもの意思を尊重できず、子どもに自分の考えを持たせようとしないのだと論じた。

 一方、日本の親は何でも子どもに自分でやらせるとし、だからこそ子どもは自立心が育ち、何でも人に依存することなく自分で考えて行動できるようになると紹介。しかも、日本の親は子どもを信頼し、失敗や痛みをあえて体験させるという点も中国の親と違う点だと紹介。「日本の親は子どもの頃に直面する失敗など大したものではないことを知っているのだ」と指摘し、本当の困難は社会に出てから直面するものであり、「子どものうちに小さな挫折を経験させるのは良いことと見なすのが中国との大きな違い」であることを強調した。

 子どもを愛する気持ちは万国共通だが、よかれと思っても教育の方法を間違えれば、子どものためにはならないと言える。日本の教育方針は中国の親にとって非常に参考になるに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)