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 日本全国に1138店舗がある『ケンタッキー・フライド・チキン』。創業者カーネル・サンダースによる秘伝のレシピは、現在も金庫で厳重に保管されているそうで、11種類のハーブ&スパイスが織りなす、唯一無二のテイストが魅力ですね。

 肉は骨からほどけるように柔らかくジューシーなのは、圧力鍋で最高185度、15分じっくり揚げているから。ファストフード店ではありますが、お店で一本ずつ、衣付けから手作りしているというのも人気の理由でしょう。

 部位は、ドラム、キール、サイ、リブ、ウィングの5種類。筆者は食べやすくジューシーなドラムが一番好きなのですが、脂身の多く食べ応えのあるサイも人気の部位ですね。

 子どもの頃から、誕生日やクリスマス、お正月など人が集まる時にはたくさん入ったバーレルを注文することもありましたが、多めに注文するだいたい1、2個は余ることがありました。

 この余ったケンタッキー、皆さんはどのようにして食べていますか? 実は『ケンタッキー・フライド・チキン』の公式サイトにて、アレンジレシピのサイト「I LOVEケンタッキー(アイラブケンタッキー)」が開設しました。現在はレシピ15品が公開されています。

 そこで早速、人気のアレンジレシピを試してみました!

人気アレンジレシピ「炊き込みごはん」が簡単&絶品の旨さだった!

 余ったフライドチキンは電子レンジで温め直す場合、ラップなどはかけずに500wで30秒~1分加熱すると良いそうです。また、180度~200度に温めたオーブントースターで、5分~8分、チキンをアルミホイルで包んでから焼くのもおすすめだそう。

 今回は電子レンジで温めましたが、ケンタッキーの命とも言える旨味たっぷりの皮がベチャベチャにならず、身のふっくら感がよみがえってきました。

 さて、数年前より話題のケンタッキー炊き込みご飯なる食べ方も試してみたいところ。米一合に対して余ったチキンはワンピース、水は分量通り入れて、醤油や塩胡椒で味を整えてから通常炊飯します。

 すると、ケンタッキー特有のハーブの香りとジューシーさがご飯にしっかり染み込んでいて、こってり味の炊き込みご飯が完成。お酒の後のシメに食べたくなるような、ちょっぴりジャンクな味がやみつきになりました!

 さらには余った骨を炊いてスープを作るという、文字通りケンタッキーを骨の髄まで愛するファンも存在します。

「アレンジレシピ」では “炊き込みごはん七変化” や、 “ため息がこぼれる、罪深きひと皿” などテーマ別に紹介。ケンタッキーのナゲットをまさかの2度揚げするアヒージョや、サイドメニューで人気のコールスローやビスケットで作るレシピも必見ですよ。

 また、創業者のカーネル・サンダースの明かされていないエピソードなどが読める「カーネル・サンダースの部屋」も併せてチェックしておきたいですね。

 8月25日からはカーネルからの挑戦状「THE KFC検定」なども公開される予定。ケンタッキーがもっと好きになるマニア垂涎の内容になっています。ぜひ覗いてみてはいかがでしょうか?

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●DATA

ケンタッキー・フライド・チキン

https://www.kfc.co.jp/