【動画】「3大欲求の1つが塞がれた人生ってどうなんですか?」乙武洋匡氏が語った″障害者の性事情″  

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 12月11日、乙武洋匡氏がYouTubeチャンネルに動画を投稿。これまで蓋をされることが多かった「障害者の性事情」について、自身の体験を交えつつ語っています。

 障害者の性の問題について乙武氏は「本来ならば社会課題としてとらえられるべきことが、なんとなくタブーとして蓋をされてきた部分ってのはあるだろうと思う」と指摘。自身も若いころから、性との向き合い方には苦労してきたと話しました。

 パートナーと性行為をする前段階の問題として「多くの男性は一人で欲求を処理するっていうことを行う」と乙武氏。「ただ、私の場合はそれが出来ない」「男友達がAVの話で盛り上がっていても、自分は見てムラムラしてそこでお終い」と話しています。

 また、いざパートナーができて性行為のおよぶとなると、障害の度合いによっては「車椅子からベッドに乗り移ることすら自分で出来ないっていう方もいらっしゃる」とのこと。「お互い障害者同士、初めての相手とかかだと介助が必要になってくる。介助って第三者なわけで、自分と相手とで性行為をするときに第三者である介助の人間が必要になるって、結構しんどくないですか?」と乙武氏は問いかけました。「(介助は)絶対必要なんですけど、それはやっぱりなんか、ほかのことをお願いするのに比べてハードルが上がるんじゃないかなと思うんですよね」とも。

 性的な行為が「愛し合う人との間で生まれる結晶」という扱われ方をすることに対し、乙武氏は「綺麗事」と述べ、「別物でもあると僕は思う。愛し合う相手がいなくたって性欲はあるし、欲求は高まるし、それをなんとか処理したいっていうのは愛とは違う部分で僕はあると思う」と指摘しました。「(性行為を)人生を豊かにする潤いを与えるプラスアルファのものなんだってとらえれば、食べるとか排泄とか入浴とかが出来てればそれで十分だろっていう考え方もあるでしょうけど、でも人間の3大欲求の1つって考えて『そこが塞がれた人生ってどうなんですか?』って言われれば、やっぱりそこは社会問題としてなんとか考えないといけない」と投げかけています。

<◆時間メモ>
※YouTubeページにジャンプします
・オープニング
・1人で欲求を処理することについて
・ほかの障害者のケースを知って感じたこと
・パートナーとの行為で抱える困難
・性へのとらえかたの難しさ