給付金10万円の使い道でわかった彼の本性とは?振込み前なのに…
 1人10万円の特別定額給付金。皆さんはどのように使う予定ですか?
 
 その使い道によっては、周囲から本性が見透かされてしまう場合もあるようです。

 交際中の彼氏の人格が分かったというエピソードを2つご紹介しましょう。

◆給付金が振り込まれる前に、買い物した彼

 坂田佳苗さん(仮名・27歳・派遣社員)は、Dさん(26歳・会社員)とお付き合いを始めて1年になります。

「Dは私の借りてる部屋からちょっと離れた所に住んでいるし、コロナも怖いしでしばらく会っていなくて。LINE電話やSkypeなどで連絡を取っていました」

 いつものようにSkypeでオンライン晩ご飯をしていると、特別定額給付金の話題になりました。

「私は仕事の日数もお給料も減ってしまったので、当然生活費に使うよと彼に話すと…」

「俺、もうiPhone SE買っちゃった」と笑うDさんに「え、まだ給付金振り込まれていないでしょう?」とたずねる佳苗さん。

「するとDは『どうせ10万もらえるんだから、もう使っちゃったって同じじゃん』なんて言うんですよ。自分はお給料も減っていないし、ほんとただのお小遣いだと思っているみたいで…なんか、そんな感覚ちょっと嫌だなと引いてしまって」

◆彼に引いてしまい別れるかもしれない

 しかも彼が現在使っているiPhoneは、まだ買ってから1年も経っていないそう。

「せめて、ちゃんと振り込まれてからよく考えて使えばいいのに。Dって思っていた以上に何も考えていなくて、頼りにならない男かもしれないと不安になってしまいました」

 それから徐々に、Dさんに連絡する頻度が減ってきてしまったそう。

「Dも私が引いている事に気がついているっぽくて、でもなにが原因かは分からないみたいです。このままいくと、気兼ねなく会える状況になっても、会わないで自然消滅かもしれません…」

 続いては、彼からの使いみちが意外だったという女性の話です。

◆同棲中の彼に「給付金もらったら何に使う?」

 広崎亜子さん(仮名・25歳・会社員)は、Sさん(29歳・メーカー勤務)と同棲を初めて2年になります。

「私がSの部屋に転がり込んだのですが、彼は全く家具やベッドにこだわりが無い人で、統一感が無いんですよ。なので食器やカーテンなど私が買ってきてなんとか落ち着く部屋作りをしようとしたのですが、まだまだで」

 亜子さんは、給付金が出たらSさんに「家具やベッドを買い換えてもいい?」と相談してみようと考えていました。

「そして、出来れば私好みの部屋にしちゃおうかな?とワクワクしていたんですよ」

 亜子さんは、探りを入れておこうと思い、Sさんに『給付金もらったら何に使う?』と聞いてみました。

◆散財しようとしていた自分が恥ずかしくなった

「するとSが『まだこれから、どうなるか分からないから』としばらく使わないでおくって言うんですよ。さらに、コロナで遊びに行けなかった分のお金も貯金してあると聞いて、なんか思いっきり散財しようとしていた自分が恥ずかしくなってしまって」

 ですが彼は「コロナが収束して、安心して出かけられるようになったらパーッと旅行に行こうね」と言ってくれたそう。

「それから、毎晩寝る前にSと『どこに旅行しようか?』とキャッキャッしながら温泉のサイトを見まくったり、Googleアースであちこち巡ったりするのが本当に楽しくて」

◆新婚旅行になれば…

 家具はまだ使える物ばかりで買い替える必要も無いので、亜子さんも来るべき日の旅行のために給付金を使おうと思いました。
 
「新しい家具より、Sと一緒に旅行する方が価値があるなと感じて。景色の良いホテルに何泊もして、美味しいものを食べて、あちこち観光しまくりたいです」

 そして、その旅行が新婚旅行になるといいなと願う亜子さんなのでした。

<文&イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。