精密モーターの実力企業が「ブランド改革」に込めた思い
新ブランドは、回転を意味するSPINの両側を品質の高さを示す「A」級の文字で囲んだ。既存顧客に加え、新規事業を立ち上げるスタートアップ企業や製品創出を目指す潜在顧客を開拓する。
ロボットハンド、自動化や行動アシストロボット分野で製品開発を進めている。さらに、コンプレッサーなどを使った医療・福祉機器、産業用飛行ロボット(ドローン)、高速通信分野におけるサーバーの冷却用途といった市場で需要開拓を目指している。
日刊工業新聞2019年6月14日
ロボットの駆動制御、本格参入
シナノケンシは21日、駆動制御システムでロボット関連事業に本格参入すると発表した。開発した軽量薄型サーボアクチュエーターシステムの受注活動を2018年3月に始めるほか、2年後には異型物を柔軟につかむ電動3爪ロボットハンドを製品化。得意とするモーターと制御の技術を一体化したシステム製品で事業展開を目指す。
軽量薄型サーボアクチュエーターシステムは本体重量598グラム、厚さ46・5ミリメートル。定格トルクは8ニュートンメートルを確保し、パワーアシストスーツに組み込んでも作業の邪魔にならない。簡易無人搬送車(AGV)の移動精度を高めるなどの効果を期待している。対象の状態にあわせてきめ細かにトルク(電流)を制御。人が動かそうとする以上の力を出さないようにして安全性を確保する。
開発中の電動3爪ロボットハンドは、サーボシステムの採用により対象物をつかむ際にモーターに流れる電流と回転の変化を察知。コントローラーが対象の大きさや柔らかさなどを判別し、つかむ力と速度を調整する。対象物は直径114ミリ―10ミリメートル。多品種少量の小物組み立てや食品・医薬品を選別する用途などを期待している。
日刊工業新聞2017年11月22日
※内容は当時のもの
