日本への出荷も対応。Officeなしの米国版Surface Go、米アマゾンで予約受付中
米国向けモデルが399ドルからという衝撃的価格ながら、日本では個人向けモデルが64,800円(税別)という価格差で二度驚かれたSurface Go。そのギャップの主な原因である「Office Home & Business 2016」のない米国モデルが、米アマゾンにて日本への直送ありで予約受付中です。

予約対象となっているのはIntel Pentium Gold、8GB RAM+128GB内部ストレージ搭載モデル。日本では同様の仕様が82,800円(税別)に対して、米国モデルはOfficeのバンドル無しで549ドル(約6万2千円)。送料や諸経費を込みにしても614ドル(約69400円)程度で購入できます。

日本では一般向けモデルではOfficeなしを選べず、元々は注目の的になっていたコストパフォーマンスの点で大いに評価を落としてしまったSurface Go。マイクロソフトの日本向けビジネスモデルの思惑に捕らわれない米アマゾンなら......と検索してみると、発見されたしだいです。

販売されている米国モデルでは、同梱品の詳細については記述なし。「キーボードやペンは別売り」仕様については日本モデルと同じですが、それ以外のことは一般の海外通販と同様に「自己責任」でしょう。

海外通販というと面倒そうなイメージですが(実際に面倒なショップもあり)米アマゾンの使い方は日本アマゾンとほぼ同じ。米アカウントを作れば、国内で配信されているAmazonショッピングアプリがそのまま使えます。

アプリ内で、まず左上のメニューから「設定」を選択。国と言語で「インターナショナルショッピング」と「英語」を選べば、米アマゾンで買い物ができます。日本で作ったクレジットカードにも対応しており、決済も問題なし。詳しい手続きは省略しますが、基本的に「日本で登録する内容が英語になるだけ」です。


そして直輸入する場合の費用は、配送方法によって以下の3通り。
Global Standard(9から12営業日で到着):601.1ドル(約67.900円)Global Expedited(6から10営業日で到着):607.91ドル(約68,700円)Global Priority(2から4営業日で到着):614.01ドル(約69400円)

なお合計金額の中にある「Import Fees Deposit(輸入税等前払金)」は、関税や消費税、配送業者への手数料など諸費用の前払金で、実際に不要だったときは払い戻しされる場合もあり。


商品の発売は、米現地時間の8月2日。日本モデルが8月28日発売と比べて、配送の日にちを加えても速くお手元に届く計算となります。

とはいえ、繰り返しになりますが直輸入は「自己責任」が原則です。日本モデルのような国内サポートも受けられず、修理などはすべて自分で対応しなければいけません。むしろ、直輸入はそういう「トラブルシューティングの苦労を込みで楽しめる人」向けの趣味ともいえます。

米アマゾンでは英語版タイプカバーなどの周辺機器も合わせて予約可能。Surface Go本体だけを発注して、国内の通販で日本語版タイプカバーなどを買いそろえる選択肢もアリかもしれません。