By zeitfaenger.at

Amazonは配送サービス以外にも「AWS」のような人気サービスを生み出すことに成功しており、ほかにも「地域密着型サービス」「ベビーシッター派遣サービス」「モバイル決済サービス」といった新たなサービス展開にも力を入れています。そんなAmazonがこれまでに提供してきたサービスの中で、大々的に通告することなく、いつの間にか提供を終了していた11のサービスについてThe Vergeがまとめています。

11 things Amazon shut down without you noticing | The Verge

http://www.theverge.com/2015/10/25/9605840/amazon-shuts-down-a-lot-of-things

◆01:Amazon Destinations



2015年4月からアメリカの一部地域で小旅行の計画・予約を行えるサービスとして始まった「Amazon Destinations」ですが、6カ月後の10月にひっそりとサービスを終了。

◆02:Music Importer



ローカルのミュージックフォルダをスキャンしてクラウドで再生可能にするサービスが「Music Importer」。2012年からサービスを提供していたものの、2015年からPrime Musicに力を入れ始め、類似する音楽サービスは不要になったということで終了。

◆03:Test Drive



Androidゲームアプリをブラウザで実行できるエミュレータで、アプリの購入前にデモを無料でプレイして体験できるというサービスについて、The Vergeは「今なお人を引き付けるアイデア」と述べています。「Test Drive」は2011年からAmazon アプリストアで提供されていましたが、多くのアプリが対応していなかったこと、対応していても動作しないケースがあったことから、4年ほどでアプリの提供が終了。

◆04:Unbox



2006年にAmazonの動画ソフトとして発売された「Unbox」は、AmazonからPCに映画・TV番組などをダウンロードでき、オフライン再生も可能なサービスとして提供されていましたが、すでにサービスの終了を発表済み。Prime会員向けに無制限の動画ストリーミングサービスを始めたことが最大の理由のようです。

◆05:Amazon Wallet



2014年中頃に登場した「Amazon Wallet」は、Amazonのポイントやギフト券を使えるAndroid・Fire Phone向けアプリ。将来的にはクレジットカードも使用できるようになると見られていましたが、アプリ自体があまり利用されなかったようです。

◆06:Amazon WebPay



ウェブ上で友人や家族に送金できるサービス「Amazon WebPay」は2009年ごろから提供されていたものの、Venmoなどの送金サービスにユーザーが集まっているため、誰もこのサービスを使うことがなかったとのことでいつの間にか終了。

◆07:Askville



「Askville」は「飼っている馬のかみ癖が治らないんだけどどうしたらいい?」「あのアルバムのジャケットって誰のデザイン?」のような素朴な質問が集まる掲示板で、2006年〜2013年でサービス提供が終了。ただし、今なおオンラインで過去の質問は読めるようになっています。

◆08:Endless.com



2007年から女性向けの靴・アクセサリーを販売するファッションサイトとして開設されましたが、Amazonがハイエンド衣類の販売に注力し始めると同時に、2012年でEndlessのウェブサイトは閉鎖したとのこと。

◆09:Special Occasion Reminders



Amazonはセットした日付をEメールでリマインドすることで友人・家族への贈り物を促す機能「Special Occasion Reminders」を2012年に削除しました。一方で、ほぼ同じ機能を持つ「Friends & Family Gifting」が提供されています。

◆10:WikiLeaks' servers



情報公開サイト「Wikileaks」は、当初Amazonのホストサーバーに機密情報を保管していました。2010年にチェルシー・マニング氏がリークしたアメリカ軍の機密文書をWikileaksが公開したことがありましたが、AmazonはWikileaksが「サーバー利用契約の規約に反している」としてWikileaksをサーバーから追放しました。

◆11:Alexa Site Thumbnail



Amazonの子会社である「Alexa」は、ウェブページのサムネイルを収集して1つあたり0.0002ドル(約0.024円)で販売するサービスを2006年から提供していました。The Vergeによると、ウェブサイトや検索エンジンが一度に多くの外部サイトの情報を表示する時にAmazonのサーバーをオフロードできたと考えられており、なくなるには惜しいアイデアだったとのこと。