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2004年に活動休止を発表したヒップホップグループ・KICK THE CAN CREWが、8月2日から茨城・国営ひたち海浜公園で開催されるロックフェスティバル「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014 Supported by BOSE」に出演することが9日、明らかになった。

今年で15周年を迎える同イベントは、8月2日、3日、9日、10日の4日間にわたって開催され、KICK THE CAN CREWの出演は10年ぶり。「KICK THE CAN CREW」名義としての活動は、2003年以来、11年ぶりとなる。出演決定を受け、LITTLEは「KICK THE CAN CREW 新鮮な響きがします」と心境を伝え、「楽しんでいきましょう!」と気合十分。KREVAも「歌詞頑張って覚えます」、MCUも「久々のKICK名義でのステージ よろしくお願いいたします」とそれぞれコメントを寄せた。

KICK THE CAN CREWは、LITTLE、KREVA、MCUの3人グループ。2001年に「スーパーオリジナル」でメジャーデビューし、「イツナロウバ」「マルシェ」「アンバランス」「クリスマス・イブRap」などヒットソングを連発。2002年のNHK紅白歌合戦で初出場を果たし、HIP HOP界世界最高峰の賞「The Source Awards」にノミネートされるなど、日本のヒップホップ界を牽引してきた。

2004年に活動休止を発表し、その後はソロ活動を展開。KREVAは今年、ソロデビュー10周年を迎える6月18日にベストアルバム『KX』を発売。LITTLE、MCUは新プロジェクト「UL」として活動をスタートし、今年3月にKREVAプロデュースでデビューアルバム『ULTRAP』をリリースした。

活動休止中、度々イベント等での共演を果たしてきたメンバーたち。2008年5月7日にアルバム『"YES" rhyme-dentity』を発売したLITTLEのソロデビュー10年記念を兼ねたワンマンライブ時に、KREVAとMCUがサプライズで花束を持って登場。活動休止以来となるステージ上で3ショットが実現した。同年の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2008」では、KREVAのステージに2人を呼び込み、4年ぶりのパフォーマンスを披露したほか、2011年にはKREVAのシングル「挑め」に「挑め feat. MCU &LITTLE」が収録された。