中国で10日発表された「品質信用白書」は、中国では信用の欠如から年間5855億元(7兆6100億円)の経済損失が生じていると指摘した。そのうち偽物や粗悪品を製造・販売することから生じる経済損失は2000億元(2兆6000億円)以上という。中国新聞社などが報じた。

 白書は10日開かれた「第6回中国品質信用サミット」で、中国製品品質協会(中国産品質量協会)が発表したもの。中国社会全体の品質信用システムづくりに向けた取り組みを紹介した白書は中国で初めてという。

 中国には現在、企業の信用格付け、ローン格付け、債券の信用格付け、保険・証券会社の格付けなどを行う信用格付け機関は約50社あるが、企業の質の信用評価を行っている機関はごくわずかしかない。信用の欠如から中国が受ける経済損失は毎年巨額に上る。この問題を解決するため、中国製品品質協会の関係者は、信用評価に対する理解を深め、有効な管理監督システムを作り、信用評価に関する立法化を進め、関連機関の独立性と公平性を強化すべきだと話している。(編集担当:阪本佳代)



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