偽装結婚に養子縁組…「戸籍を売りたい人々」がハマる危険すぎる罠
「戸籍売ります。買ってくださる方、メールください」
「今の相場っていくらぐらいですか」
インターネットのとある掲示板では、あたかも中古車や家具を譲り合うような調子で、戸籍売買のやりとりが交わされている。
差別の温床になる、という批判は少なくないものの、日本人にとってはアイデンティティともいえる「戸籍」。それが気軽に売り買いされているのは、いったいなぜなのか。
知られざる「戸籍ビジネス」の裏側を覗いてみた。
取材に応じてくれた男性は繰り返しこう強調した。
現在40代で金融関連業界で働いている。最近、国際結婚した。同年代の“妻”は韓国人。故郷に息子を置いて来日している。性格はやさしく、彼とは気が合っているとのこと。
「出会ったきっかけですか?友人から紹介されたんですよ。日本人男性と結婚したいっていう韓国人がいるけど、どう?って。悪くない話だ、と思いましたよ。30代のとき一度結婚したけど、3年で別れていますからね。それからざっと7、8年は独身生活を続けていたわけだし」
初対面の筆者を警戒したのだろうか。男性の表情は最初やや固かった。だが話が進むにつれ、通常の結婚とは違うことを、じょじょに明かしてくれた。
「入籍する前に半年ほど同居しましたね。国際結婚は手続きが面倒ですから。何度も何度も入国管理局へ足を運ばなきゃいけない。ベッドはダブルかシングルか、相手の歯ブラシは何色か、なんてこともしつこく尋ねられる。本当に一緒に暮らしているのかどうかチェックされるわけです。お互い忙しいから、事務的なことはすべて専門の弁護士に依頼しましたけどね。
えっ、入籍後ですか?彼女は近所に引っ越していきましたよ。今、近くの飲食店で働いています」
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