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 故勝新太郎さんの妻で、9日に肺炎のため86歳で死去した女優の中村玉緒さんの通夜が16日、東京都品川区の桐ケ谷斎場で営まれた。勝さんの付き人を務めていた“一番弟子”で、玉緒さんとも親交が深かった俳優の松平健(72)が取材に応じ、「息子みたいにしてもらった」と思い出を明かした。

 自身の代表作で江戸幕府の第8代将軍徳川吉宗を演じたテレビ朝日「暴れん坊将軍」では、玉緒さんは吉宗の生母・お由利の方役で共演した。

 「奥さん」「松平くん」と呼び合ったそうで、「楽しい思い出が多い、よくしゃべるので。舞台袖で出番を待ってる時に楽しい話をする。舞台でも勝先生とダブルですごい熱量で勉強させていただいた」と思い出を回顧。

 勝さんが亡くなった後も交流があり、年に1度は松平の家族も交えて食事会をしていたという。スポニチ本紙の取材では、松平が何度か玉緒さんが入居していた介護施設に足を運ぶ姿が目撃されていた。

 最後に会ったのは昨年に施設を訪ねた時で、「またいつか仕事しようと。すごく仕事をしたがってた。常にカットの思い出を話していました」と明かした。

 勝さんの付き人だったが、夫婦一緒の時はあまり話せず「勝先生が亡くなっていろいろしゃべりました」という。「いつも周りに気を遣っていた」と人柄をしのび、「奇麗な顔をしていました。長い間お疲れ様でした。天国で勝さんとご長男に会っているんじゃ」と語った。