外観や内装に木材を多用した新オフィスビルの完成イメージ=関電不動産開発提供

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 関電不動産開発は15日、関西電力本店(大阪市北区)の東隣に建設を予定するオフィスビルの起工式を開いた。

 関電、ダイビルと進めてきた「中之島三丁目共同開発」プロジェクトの一環で、2028年11月の完成を見込む。約30年にわたる開発の総仕上げとなる。

 新設するビルは地上8階建て、延べ床面積は約1万平方メートルで、関電やグループ企業が入居する。外観や内装に木材を多用し、周辺にはサクラやモミジを植えて景観にも配慮する。一帯を回遊できるデッキも設ける。この日の起工式で、福本恵美社長は「なにわ筋線の開業も見据え、南北、東西軸の結節点となる新たな核にしたい」と意気込んだ。

 3社が共同でプロジェクトを始めたのは1997年。関電の本社が入る関電ビルディングや、関電不動産開発の本社がある中之島ダイビル、ダイビル本館など、オフィスビルを中心に段階的に整備してきた。

 周辺では近年、大阪中之島美術館や未来医療国際拠点「中之島クロス」が開業するなど、都市機能の集積が進む。東洋紡本社跡地の再開発計画もあり、さらなる発展が期待されている。